PowerDVD 15 Ultra [ダウンロード] の感想

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リビングのTVに接続したPCをWindows10にアップグレードしたところ、それまで使っていたPowerDVD12Ultraが機能しなくなったため、ダウンロード版を購入。動画はちゃんと見られるが、これまでは早送りボタンで×1.1、×1.2、×1.5、×２倍速と変えられて、この範囲では音声も聞けたので重宝していたのが、バージョン15ではいきなり×２倍速から始まるようになった。さらに、早送りボタンを押すたびにいちいち倍速変更スライダーが出てきてうっとおしいし、スライダーからも ×1.2 しか設定できず、×1.1 や ×1.5 倍速には設定できない。特に×1.5 はよく利用していたので、とても不便になった。また、動画ファイルを再生すると、終了後にファイルのあるフォルダの情報が表示されるのだが、常にでかいアイコンの”フォルダビュー”になってしまい、大きな面積を占めているのに情報量が少ない。一時的に”リストビュー”に変えても、次に立ち上げるとまた”フォルダビュー”に戻っており、設定が保存されない。しばらくぶりのバージョンアップなのでルック＆フィールが変わっているのは仕方ないが、特に便利になっている訳でも無いのに、こういう実際の使い勝手に関する基本的な機能が改悪されているのはとても困る。

画質の悪い動画をどこまで綺麗に見せることができるか？

その一点だけを目的に購入しましたが、想像していたよりも綺麗にはなるものの期待以上の画質にはなりませんでした。
最初からそれなりに画質がいい動画だと割と綺麗に表示できますが、やはりあまりに画質が悪い動画だとアプコンにも限度があります。
とはいえ価格を考えれば全体的なバランスはよく、コストパフォーマンスは高い方かもしれません。

いつまでPower"DVD"の名前を使い続けるのか？　思い切って変更しないのか？
そんな些細な疑問は残りますが、説明の通り再生可能なメディアはDVDに限りません。
DVDにBD、コーデックの問題がなければ各種ファイルにも対応し、様々な動画を楽しめます。

変換目的で購入するユーザーが居るか分かりませんが、あくまで再生ソフトであり動画をアプコンして書き出す機能は無さそうです。
設定項目もそこまで多くない為、ある程度やりたいことがはっきりしていて目的に合っているという方向けです。

2時間超えの30GB近い動画を用意して再生してみましたが特に落ちることもなく、今のところは目立った不具合もありません。
まだ使用期間が短く使いこなせていない為、後々酷い不具合が出た場合には追記します。

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