言える化 ー「ガリガリ君」の赤城乳業が躍進する秘密 の感想
参照データ
タイトル | 言える化 ー「ガリガリ君」の赤城乳業が躍進する秘密 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 遠藤功 |
販売元 | 潮出版社 |
JANコード | 9784267019531 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 産業研究 » 食品 |
購入者の感想
赤城乳業がどのようにしてアイス市場を勝ち抜いているのかが良くわかった。
「言える化」のできる環境、下から目線の考え方などとても興味のもてる話が多く書かれており満足。
ただもう少し物流の流れや他社とのつながりについて知りたかった。
あそびましょの精神がいっぱい詰まっている本でした。
「言える化」のできる環境、下から目線の考え方などとても興味のもてる話が多く書かれており満足。
ただもう少し物流の流れや他社とのつながりについて知りたかった。
あそびましょの精神がいっぱい詰まっている本でした。
赤城乳業は会社というより、責任つきの大好きなことをしているアイスメイトの基地です。
会社内の「見える化」というのはどこでも実践、推奨されていることですが
「言える化」つまりそれぞれがいうべきこと、伝えるべきこと、に対して最初から
ひっこめてしまっていませんか。
こんな環境じゃ無理だし、こうじゃない、こうしたい、変えないとやばくないか?、それもっと○○した方がいいじゃん!て、思うことすら無駄だしっていう一面、心当たりありませんか。さらに、どうせ変わらないんだから、もう無心で仕事しようとか思ってませんか。
この本はそんな現状打破のハウツー本かといえばそうではありません。
ガラス張りの赤城乳業というドリームファクトリーを外側から楽しむ本です。
もちろん本文中、企業内の人事のあり方、社員同士の成長のカギ、教育論のようで教育論でない育てのからくりなど硬くなりがちなことがわくわく感たっぷりに書かれています。
たとえば、「温もりのある放置プレイ」
これは発展途上の若手社員に対しても思い切って
重圧のかかるタスクを課し、考えさせ、失敗もさせ、それでもつまずいたときは部署間の壁をとっぱらって当たり前のようにその社員をフォローする。
ひとりあたりの仕事範囲が広いから、それは助けて当たり前。
分業が細かければ細かいほど仕事の仕分けが厳密で、会社そのものが個人商店の寄せ集め
みたくなっているところ、ありますよね?
赤城乳業は
自己責任、または誰かの失敗で、くそ面倒くさいことがあったり、くそ難しいことがあっても、それで心が折れそうになっても なんでも言えればそれだけで半ば解決。
他にも、さすが遊び心最優先の会社ならではの 仕事の仕掛けがもりだくさん。
でもきちんと理にかなってます。だから会社としての数字もだせているんです。
あとはもう社長の肝っ玉がすごい。
と、この本を書かれた遠藤さんの腕がすごい。ビジネス書なのにガリガリ君の取り入れ方が絶妙で正直、笑える。
カラー写真やイラストも満載で大人のコミックのようでもあります。
会社内の「見える化」というのはどこでも実践、推奨されていることですが
「言える化」つまりそれぞれがいうべきこと、伝えるべきこと、に対して最初から
ひっこめてしまっていませんか。
こんな環境じゃ無理だし、こうじゃない、こうしたい、変えないとやばくないか?、それもっと○○した方がいいじゃん!て、思うことすら無駄だしっていう一面、心当たりありませんか。さらに、どうせ変わらないんだから、もう無心で仕事しようとか思ってませんか。
この本はそんな現状打破のハウツー本かといえばそうではありません。
ガラス張りの赤城乳業というドリームファクトリーを外側から楽しむ本です。
もちろん本文中、企業内の人事のあり方、社員同士の成長のカギ、教育論のようで教育論でない育てのからくりなど硬くなりがちなことがわくわく感たっぷりに書かれています。
たとえば、「温もりのある放置プレイ」
これは発展途上の若手社員に対しても思い切って
重圧のかかるタスクを課し、考えさせ、失敗もさせ、それでもつまずいたときは部署間の壁をとっぱらって当たり前のようにその社員をフォローする。
ひとりあたりの仕事範囲が広いから、それは助けて当たり前。
分業が細かければ細かいほど仕事の仕分けが厳密で、会社そのものが個人商店の寄せ集め
みたくなっているところ、ありますよね?
赤城乳業は
自己責任、または誰かの失敗で、くそ面倒くさいことがあったり、くそ難しいことがあっても、それで心が折れそうになっても なんでも言えればそれだけで半ば解決。
他にも、さすが遊び心最優先の会社ならではの 仕事の仕掛けがもりだくさん。
でもきちんと理にかなってます。だから会社としての数字もだせているんです。
あとはもう社長の肝っ玉がすごい。
と、この本を書かれた遠藤さんの腕がすごい。ビジネス書なのにガリガリ君の取り入れ方が絶妙で正直、笑える。
カラー写真やイラストも満載で大人のコミックのようでもあります。