目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』 (アートセレクション) の感想
参照データ
タイトル | 目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』 (アートセレクション) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 狩野 博幸 |
販売元 | 小学館 |
機種 | Windows |
JANコード | 9784096070079 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
写真よりもリアルな、生物がそこにいる存在感。絵の中の生命。神業と言える精密さ。
若冲の絵の素晴らしさは生きとし生けるもの全てに対する思いやりが卓越した観察力となって細密な描写で表されている事だと思う。
美しい鳥や植物だけでなく、魚や貝殻、普通の人は嫌がるような小さな虫の1匹にまで生命の息吹きが吹き込まれ、絵の中に存在するのだ。
彼が肉用に売られていた雀を可哀想に思い、全て買い取って庭に放してやった話にも頷ける。
と、まあ、若冲の素晴らしさについてはここで語るよりも実際に見てもらうのが1番なのだが、私が言える事はこの本はそんな若冲の虜になってしまった人達にオススメな本だという事である。
若冲の本も色々ありますが(例えばとにかく豪華なもの、手頃で携帯性に優れたもの、おしゃれな装丁のもの)これは「若冲の本が欲しいのだけどどれを買ってみたらいいか分からない」人が最初に手に取るにはオススメの1冊。
収録されている作品数も多いし、解説も素晴らしい。そして値段も良心的。0
若冲の絵の素晴らしさは生きとし生けるもの全てに対する思いやりが卓越した観察力となって細密な描写で表されている事だと思う。
美しい鳥や植物だけでなく、魚や貝殻、普通の人は嫌がるような小さな虫の1匹にまで生命の息吹きが吹き込まれ、絵の中に存在するのだ。
彼が肉用に売られていた雀を可哀想に思い、全て買い取って庭に放してやった話にも頷ける。
と、まあ、若冲の素晴らしさについてはここで語るよりも実際に見てもらうのが1番なのだが、私が言える事はこの本はそんな若冲の虜になってしまった人達にオススメな本だという事である。
若冲の本も色々ありますが(例えばとにかく豪華なもの、手頃で携帯性に優れたもの、おしゃれな装丁のもの)これは「若冲の本が欲しいのだけどどれを買ってみたらいいか分からない」人が最初に手に取るにはオススメの1冊。
収録されている作品数も多いし、解説も素晴らしい。そして値段も良心的。0