機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜 の感想

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参照データ

タイトル機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜
発売日2000-02-10
販売元バンダイ
機種PlayStation
JANコード4902425752006
カテゴリ機種別 » その他の機種 » プレイステーション » ゲームソフト

購入者の感想

判官贔屓必須の逸品。これ以外に真のガンダムゲ―は少ない。やはりジオンで勝てませんと。

難しいソフトであると経験者との言が、初心者を脅かしすぎている気がする本商品。
未経験者の方に本商品がどういったソフトなのか、その辺を書きたいと思います。

まずプレイヤーは地球連邦やジオン公国等の勢力の中から自分の担当勢力を選びます。
当然勢力によって初期状態は異なります。
代表として挙げた上記二つの勢力ですが、連邦軍は資源や資金が豊富で人材数も豊かです。
一見すると一番優遇されているかに見えますが、話はそう簡単ではありません。
初期状態では航空機や戦車等の旧兵器が主力で、ユニット単体のパワーはジオンと勝負になりません。
また序盤はパイロット向きの人材より、艦長タイプの人材が主力な為益々「個」でのぶつかり合いでは勝ち目がありません。(その人材も優秀な者ばかりではありませんしね)

対するジオンは資源や資金では連邦に大きく水を開けられていますが、最初からMSが使用できます。
連邦が旧兵器ばかりな序盤は一機のMSと言えど、大暴れすることが出来ます。
パイロットタイプの人材が豊富なことも、それを後押ししています。(ニュータイプも多いですし)
しかし欠点としてはイベントで不利なことです。特にWB隊が出現してからは、彼らに優秀な人材を悉く葬られます。(史実通りに進めなければ回避出来ることもある)
またゲームが進むごとにアドバンテージが無くなる点も挙げられます。連邦がMSを量産する段階まで進むと苦しくなりますので。

この様に勢力ごとにどう戦うべきか、戦略の立て方がまるで違います。
それが分からない初心者の方は、何度もゲームオーバーを経験するかもしれません。
このゲームが楽しめるのは、ある程度勝手が分かって「どう料理してやろうか」と考える余裕が出てきてからなのです。

と言って尻込みなさる必要はありません。
ネット上には有志の作った懇切丁寧な攻略サイトが幾つも存在していますし、初心者の方が疑問に思いがちなこともテンプレが用意されています。
それらを参考にゆっくりプレイしていけば、自然と楽しめるだけの実力はついてきます。

昔から連邦軍が嫌いでしたが、出るゲーム出るゲーム、結局は連邦の勝利で終わるものばかり。
しかしこれは違う。
ギレンザビとなった私は(レビルにもなれるが)、ジオン公国軍を指揮して、歴史を作ることができるのだ。
システムは戦略パートと戦術パートに分かれている。
戦略では、少ない資金を何使うか悩む。開発費に投入するか。武器を生産するか。外交に回すか。
戦術は、いかに補給線を押さえるかにかかっている。強力な兵器を送れば勝てるというわけでもない。
肝心のMS戦闘も熱い。敵はガンダムをゴロゴロ生産してくる。
だが、MSの性能で勝てるほど、戦いは甘くないのだ。
ビームかく乱幕やミノフスキー粒子を巧みに使えば、ザクでも十分ガンダムを撃墜することは可能だ。
「ジッコ」やら「ルッグン偵察機」など、普通日の目を見ない機体が、
かなり重要だったりする。その点もファンの心を掴む。
もしランバ・ラルにドムが渡っていたら。ギャンを量産していたら。ガトーとアムロが出会っていたら。
そんなifを体験できるのがこのゲーム最大のウリかもしれない。
さらに、一年戦争後も歴史が続き、エウーゴやティターンズ、アクシズなど、
第三勢力も出現し、ハイザックやガンダム試作2号機サイサリスなどの
新兵器もどんどん登場する。
アムロのフルバーニアンをゲルググ部隊でとりかこみ撃墜し、
「俺が落とされた…?敵はなんてパイロットなんだ!」のセリフを聞いたときは、胸のすく思いだった。
デンドロビウムをジッコのビームかく乱幕で無力化し、
ゲルググMのマシンガンで蜂の巣にしたときは心が躍った。
ビグザムを量産し、ジャブローを焼き払ったときなどドズルの無念を晴らした思いだ。
ガンダムが好きなら、十分に楽しめるゲームだ。
ギレン・ザビ(またはレビル)になり、ジオン(連邦も可)を勝利に導き、
あなただけの歴史を刻んで欲しい。

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