三国志 中原の覇者 の感想

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参照データ

タイトル三国志 中原の覇者
発売日1988-07-29
販売元ナムコ
機種FAMILY COMPUTER
JANコード4907892000391
カテゴリ機種別 » その他の機種 » ファミリーコンピュータ » ゲームソフト

購入者の感想

高性能な家庭用ゲーム機目白押しの今プレイするなら評価は星3つがいいところでしょうが、当時の私は星MAXです。
(当時のファミ通のレビューでも全員10〜9点をつけてましたので私の過大評価ではないと思います。)

光栄の三国志が、元々パソコン版のものを無理して低性能のハードに移植した感じのものだったのに対して、ナムコはファミコンというハードにマッチした三国志を作り上げてくれました。
何時間もかけて半年ぐらいしか進まなくて、やっていて疲労を感じる光栄の歴史SLGしか知らなかった私には、軽快で、武将達が生き生きとしているナムコ三国志との出会いは、歴史SLGに対する認識が変わるものでした。

ナムコはとにかくテンポの良いつくりにこだわったと思います。光栄の1国1コマンドで1国ずつ延々と思考して待たされるシステムは苦痛でしたが、ナムコの自国の城数に応じて自ターンにコマンドを複数こなせる命令書システムと、多少思考が間抜けでも待たせることのない敵国(コンピュータ)は当時としては革新的でした。
そしてなんといっても戦闘が楽しくて仕方ありませんでした。部隊という塊の数字が変化するだけの光栄に対して、ナムコは内政同様に軽快な戦闘システムでした。自分の勢力に応じてチームとしての機動力が与えられ、その機動力を消費して移動と様々な計略を好きな武将で好きなだけ行い、攻撃ではそれぞれの武将が配下を率いてリアルタイムで戦うのは、当時としてはこれまた革新的でした。乱戦の最中に武将同士が遭遇すると起こるコマンドバトルの一騎打ちも当時は熱かったです。

今の少年達がプレイしても光るものを感じないかもしれませんが、歴史SLGの金字塔といっていい作品だと思います。

(それと、ゲームに登場する武将達は、制作者の勘違いと思われる武将もおりますけど、ちゃんと三国志演義に登場している武将達がほとんどだと思います。)

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