SHIMANO(シマノ) リール フォースマスター 2000MK 29065 の感想

シリーズの心臓といえる「MUTEKIMOTOR」は最大巻上力47kg。高いトルクは電動超スロー巻上げの際にも確かな安定感をキープできます。また、最低速7cm/秒の超低速でも非常に安定した巻上げを実現。船の揺れなどで負荷がかかった際も、巻上げが止まることなく非常にスムーズ。タチウオやアカイカ、タイカブラなどにも効果を発揮します。さらに、「楽楽モード」「速度一定モード」の2モードを搭載。「楽楽モード」とは、リールにかかる負荷に合わせて、常に一定のテンションを保ちながら巻き上げます。大型魚がかかってもブレーカーが上がりにくいやり取りが可能です。「速度一定モード」は、リールにかかる負荷がその大小にかかわらず、一定の速度を維持し巻き上げます。

「e-センタリングシステム」：クラッチを切ってラインが3m以上出ると、レベルワインドの位置がオートでセンターに移動。スプール端でのラインの引っ掛かりがなく、糸落ちがスムーズ。
「スーパーフリースプール」：クラッチを切った際にギアとの連結が切り離されスプールを支えるのは、スプール軸両端のベアリング2つのみに。スプールフリー時のガタつきが非常に少なく、わずか0.5gの荷重で回転を始めます。

ハイパワー、ハイスピードが劇的に進化した電動リールにおいて、その性能を最大限に維持し続けるにはモーターの放熱は不可欠。フォースマスター2000MKでは、本体に通気口を設ける事で、性能のみならず、オーバーヒートも防ぐ放熱機能を備えています。

軽量、ロープロフィルで「電動」「手巻き」の2Wayスタイルを可能にした「2000MK」には、グリップ力抜群の大型EVAラウンドノブを搭載。不意の大物には手動巻き上げで対応可能です。また、ドラグには「e-エキサイティングドラグサウンド」を採用。アングラーを白熱させる電子ドラグ音が響きます。

ワイド化により、余裕のパワーと、余裕のラインキャパを低重心・コンパクトボディで実現。8本撚りPEライン5号-300mという圧倒的なラインキャパで大物にも対応可能。センシティブな完全フカセから、青物釣りまで、高い汎用性を備えています。