S.H.フィギュアーツ ブルース･リー 約140mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア の感想

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実際の製品も思いっきり遊べ倒せます！

まず顔のデジタル塗装が雰囲気抜群でいいですね！
この顔ならこのポーズ！このポーズならこの顔！みたいな付け替えだけでも時間を忘れてしまいます。
叫び顔とか、あの雄叫びが聞こえそうな感じで、いい味出してます(笑)。
顔以外の部分の造形も良いですし、可動箇所、可動範囲なども充分なキャパがありますし、全体的に見てもほぼ言う事がない位に充実していると思います。
表情の交換は前頭部のみを丸ごと交換するタイプで交換し易いです。
交換用の手首パーツが豊富でヌンチャク等の武器も付属しているので、様々なシチュエーションやポージングに幅が広がりますし、弄っていて飽きません。
手首の交換はフィギュアーツには珍しいfigma等にあるタイプの手首側にある棒に手首を差し込む横軸しか可動しない見た目重視のタイプですが、手首の可動に関しても問題のない範疇だと思います。
見た目通り細身の体型で関節の保持力がそこまで硬めではないので、ポージングによって展示の際には魂STAGEなどの台座を使用しましょう。
弄っていてヌンチャクを脇に保持するポーズは若干脇に挟みにくいかな、という点がありますが、さほど気にならない程度でしょうか。

実際の製品がここまでガシガシ動かせて遊び倒せるとは思っていなかったので、正直いってとても嬉しいです。
リアルテイスト重視で飾るもよし、ネタ要員として飾るもよしの優良アクションフィギュアだと思いますので、もし購入を迷っているのであればオススメの出来る一体だと思います。
日本のメーカー製品で、実在した人物の可動アクションフィギュアがここまでの完成度の製品が実現したという事がただただ嬉しいですね。
今後も著名人フィギュアーツの製品化が楽しみになりましたし、更なる進化を期待したいと思います。

サンプル写真にどれだけ実際の商品が近づくかなと思っていましたが、ほとんど
まんまの出来でした。パッケージから取り出すとちょっと「え？マジで」と思う
くらいの密度感でびびります。
今までのデジタル彩色の製品と言うと、割とベース造形の方はそれなりで、彩色
の精細さで本物に似せてる感が若干あったんですが、これはベースの造形からして
非常に立体的に、表情豊かに作られていて、凄い出来です。
体の出来も満足です。
全身鋼のような弛緩したところの一切無い逆三角形の体型は、見てるだけでなんだか
こっちの体にまで力が漲って来る感じです。
裸体なので間接部分とか見た目結構苦労する部分だと思うんですが、胸や肩の処理
など人体とは違ってしまう見た目ではあるにしろ、格好良く分割を落とし込んでいる
と思いました。

可動面についても非常に満足の行く出来です。
肩、胸、腰、足首、手首など一方向への軸可動では無くぐりぐりとどちらの
方向にでも動くタイプの関節になっているので、ストレス無くポージングさせられ
ます。若干緩めのところはありますが。