ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 (GA文庫) の感想

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参照データ

タイトルダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 (GA文庫)
発売日2015-06-25
製作者大森 藤ノ
販売元SBクリエイティブ
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

7巻の後書きでも書いてましたが日常回、というかラブコメばかりです。

命、ヴェルフ、リリのエピソードはそこそこ良かったです、ヴェルフのエピソードは魔剣関係の本筋はいまいちでしたがヴェルフとヘファイストスの今までとは違う顔が見れて新鮮で良かったです。

ただベル君関係のシル、エイナのエピソードはいまいちです、ベル君にとって本命ではないそして相手もそこまで本気でベルのことが好きって程でもない子に赤面させられるベル君というなんだか見飽きた光景が広がります、もうここら辺のキャラはベルにちょっかい出さないでいいんじゃないかと思います。

そしてヘスティアエピソードは最後ベルとヘスティアが永遠を誓い合ってしまいますが、これでもまだリアリスフレーゼが継続してるのがなんだかなあという感じです、親子愛みたいなものなんでしょうか?

冒険を読みたい人にはつまらないけど完全なサイドストーリーというわけでもないので飛ばして9巻に行くわけにもいかないめんどくさい巻だと思います。

軽いタイトルのわりに毎度厚い本作ですが、今回は500P超えの大ボリュームです。
が、サクサクなのであっという間に読み終えました。いや面白い。

今作は複数視点からの外伝的な短篇集になっています。
キャラ数も増えたので、一度ここで各キャラを掘り下げて内面をハッキリ描こう!という意図なのでしょう。
各エピソードが実にキャラ性にあった内容なのですんなり読めると思います。

短篇集ではありますが、一冊としてのテーマもまとまりもあるので既読後の満足感も十分です。
各キャラクターにますます愛着がわく良い一冊でした。

ソードオラリオも区切りがつき、今後は本編との兼ね合いも出てくると思います。
早く次巻が読みたくてウズウズしますね。

本編+外伝の既刊まとめてkindleで購入
小説としての内容はまぁ満足
しかし巻頭折り込みイラストが全て折り込み部だろうところで分割され全て一枚絵見れないってのがちと残念点
外伝の場合だと文字入ってるとこで真っ二つ
この扱いは小型画面向け端末への考慮なのかと思いきや外伝において縦横比から見開きっぽいと思われる作中イラストが一枚絵だったりやっぱり改ページ部で分割だったりよくわからないですねこれ

神と子供達の恋愛観の違いや、各人における恋愛の優先順位の違いを、日常的なエピソードに乗せてクリアにした短編集。
ずっと全速力で走りっぱなしというのも疲れるので、個人的にはこういう息抜き的な日常編、結構好きです。

ただ、エピソード自体はほのぼのした内容なんですが、今後の物語を読み解く上で、割りと重要なヒントが詰まっている気がしました。
その辺については、核心的なネタバレになってしまいそうなので、最後の部分でちょっとだけ。
あと読んでいて思ったんですが、この短篇集、各キャラ同士の共通点というのも1つのテーマみたいです。
特にヴェルフ。蓋を開けたらベルと同じ穴の狢だったとは…w

各話についても、どれも心が暖かく、軽くなるようなエピソードで楽しめました。
長くなってしまいますが、個人的に気に入ってる2つのエピソードについて、ちょっと感想を。

【パルゥムの求婚】
リリは、自分を理不尽に虐げる者に対しては容赦無い復讐をしたりもする反面、助けてくれた人の事は決して忘れず、受けた恩を何倍、何十倍
にもして返そうとするタイプみたいです。
ソーマの神酒に打ち勝った時といい、戦争遊戯のラストといい、ベルの忠犬となってからのリリは本当に健気で可愛いですね。
内容は正直、タイトルを見ただけで結末まで大体予想出来てしまうくらい、王道でベタベタなストーリーなんですが、その一番ベタな話をリリの
エピソードにしてくれたのは嬉しかったです。ベル君もなかなか格好いいピエロでした。

それと、勇者フィン・ディムナの素顔が見られたのも良かった。
ハーレムについて真剣に語り合う男2人…。存外ノリの良い勇者です。
最後にお節介を焼いて(悪ノリして?)リリを応援しますが、そのせいでとんでもない代償を払うハメに…w

【街娘の秘密】
1巻の頃から、豊穣の女主人の面々と共に、常にミステリアスな存在だったシル。
それらの謎に、ある程度の回答というか、重要ヒントが出た形です。

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