日本カセットテープ大全 (タツミムック) の感想
参照データ
タイトル | 日本カセットテープ大全 (タツミムック) |
発売日 | 2015-06-12 |
販売元 | 辰巳出版 |
JANコード | 9784777814947 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » オーディオ・ビジュアル |
購入者の感想
カセットテープとカセットデッキには、磁気記録技術、磁気テープの製造技術、
メカ技術、メカの電子制御技術、アナログ信号処理、オーディオ増幅回路、と幅広い様々な技術が
つぎ込まれており、CDで使われるオプトエレクトロニクスを除けば、
60~80年代の民生用エレクトロニクス技術のほぼ全てが投入されています。
最近、やたらに世界遺産への指定が増え、利権がらみのキナ臭さを感じずには
いられませんが、それはともかく、これも立派な機械遺産の一つですね。
この本のメインは様々なカセットテープのデザイン紹介です。
今改めて見るとカセットテープは工業デザインとして実に秀逸ですね。
現代の記録メディアにこのような多様なデザイン性があるでしょうか?
ソニーとTDKの年表があるのは基本を押さえていて好感が持てます。
フジのAXIAは写真を見て久しぶりに思い出しました。
世代ごとに、なじみのあるカセットテープのデザインがあることでしょう。
国産ミュージックテープの生産現場のレポートも興味深いです。
未開封のカセットテープを持っている方は、ぜひ未開封のままのものを
残しておくことをオススメします。自分の思い出として遺すほかにも、
(各メーカの最上級テープであれば)オークションで売るとびっくりするような
価格がつきます。
この手の本は今後も改訂を続けて情報量を増やしていって欲しいです。
メカ技術、メカの電子制御技術、アナログ信号処理、オーディオ増幅回路、と幅広い様々な技術が
つぎ込まれており、CDで使われるオプトエレクトロニクスを除けば、
60~80年代の民生用エレクトロニクス技術のほぼ全てが投入されています。
最近、やたらに世界遺産への指定が増え、利権がらみのキナ臭さを感じずには
いられませんが、それはともかく、これも立派な機械遺産の一つですね。
この本のメインは様々なカセットテープのデザイン紹介です。
今改めて見るとカセットテープは工業デザインとして実に秀逸ですね。
現代の記録メディアにこのような多様なデザイン性があるでしょうか?
ソニーとTDKの年表があるのは基本を押さえていて好感が持てます。
フジのAXIAは写真を見て久しぶりに思い出しました。
世代ごとに、なじみのあるカセットテープのデザインがあることでしょう。
国産ミュージックテープの生産現場のレポートも興味深いです。
未開封のカセットテープを持っている方は、ぜひ未開封のままのものを
残しておくことをオススメします。自分の思い出として遺すほかにも、
(各メーカの最上級テープであれば)オークションで売るとびっくりするような
価格がつきます。
この手の本は今後も改訂を続けて情報量を増やしていって欲しいです。