#1 to Infinity (US Version) の感想
参照データ
タイトル | #1 to Infinity (US Version) |
発売日 | 2015-05-19 |
アーティスト | Mariah Carey |
販売元 | Sony Legacy |
JANコード | 0888430835221 |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » ソウル・R&B » R&B |
購入者の感想
昨年のMe,I am Mariahは、結局セールス面で大惨敗、日本から始めたはずのツアーもいつの間にか終わっており、夫との離婚などのゴシップも重なって、なんだか黒歴史になってしまった。しかしこの間、再起を図るべく、MIMIで再ブレイクの機会を与えたLAリードを追ってepicへ移籍、さらにはラスベガスの常設劇場での同タイトルの連続公演を開始するタイミングでこの新ベストが編まれたということになる。
かつての大ベストセラー1’sのアップデート版、ではあるのだが、新曲Infinityでの久々の高音シャウトや、一曲ずつ彼女の思い入れあるコメント、またSomedayは原曲がオーバープロデュースだったからという彼女の判断でアンプラグドライブ版へ、Fantasyは数年前になくなったODBへの追悼を込めて彼が参加したラップ多めのバージョンに差し替えたり・・・と随所にこだわりが感じられ、聞き所は多い。
ビートルズに次ぐ18曲の全米一位はどこを切っても名曲だらけで今も新鮮だ。自身の歌唱力が映えるAOR的スタイルから、洗練されたソングライティングへ、そして徐々にヒップホップ度を高めた音楽性が、後期では声を張らないメロウなナンバーですら一位になってしまう・・・という手癖に頼らない音楽的変遷もよく考えるとすごい。
なので、王道カバーヒットばかり3曲差し替えられたinternational盤ではなく、USバージョンを聴くべき、と思います。
一曲削った上に今更「恋クリ」を収録した日本盤はコンセプトないがしろであり、リリースはこれからではありますが、最もおすすめできません。リリース夏ですし、正直センスがない。(ただ、これをマライア側が妥協しているとしたら、それもそれでがっかりですが・・・)
かつての大ベストセラー1’sのアップデート版、ではあるのだが、新曲Infinityでの久々の高音シャウトや、一曲ずつ彼女の思い入れあるコメント、またSomedayは原曲がオーバープロデュースだったからという彼女の判断でアンプラグドライブ版へ、Fantasyは数年前になくなったODBへの追悼を込めて彼が参加したラップ多めのバージョンに差し替えたり・・・と随所にこだわりが感じられ、聞き所は多い。
ビートルズに次ぐ18曲の全米一位はどこを切っても名曲だらけで今も新鮮だ。自身の歌唱力が映えるAOR的スタイルから、洗練されたソングライティングへ、そして徐々にヒップホップ度を高めた音楽性が、後期では声を張らないメロウなナンバーですら一位になってしまう・・・という手癖に頼らない音楽的変遷もよく考えるとすごい。
なので、王道カバーヒットばかり3曲差し替えられたinternational盤ではなく、USバージョンを聴くべき、と思います。
一曲削った上に今更「恋クリ」を収録した日本盤はコンセプトないがしろであり、リリースはこれからではありますが、最もおすすめできません。リリース夏ですし、正直センスがない。(ただ、これをマライア側が妥協しているとしたら、それもそれでがっかりですが・・・)