クラウゼヴィッツの戦略思考―『戦争論』に学ぶリーダーシップと決断の本質 の感想

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参照データ

タイトルクラウゼヴィッツの戦略思考―『戦争論』に学ぶリーダーシップと決断の本質
発売日販売日未定
製作者ティーハ・フォン ギーツィー
販売元ダイヤモンド社
JANコード9784478374023
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 歴史に学ぶビジネス

購入者の感想

何となく気になっていた一冊。読み始めたら面白く一気に読み終えた。特に仕事で様々な問題を抱えているときに読むと、ヒントになることがきっと見つかる味わい深い本だと思う。「日本のビジネスマンへの示唆」の欄もよい。折に触れて読み返したい。今回私がなるほどと思ったことの一例。
・理論は実践に仕えるもの。両者は対立するものではない。
・戦略思考の中心には敵対しあう意志の衝突がある。対立は解決することが問題なのではなく、一つの現実をどのようにみるかという互いに対立する見解が指揮官の頭の中でどのような議論を闘わせるかが問題。
・不確実性は、戦略の技術を高めてくれる源泉
・規範的な理論の利用よりも、継続的に熟慮することの方が大事。規範的な理論は対立を解消させ緊張感を弱める。有効なのはごく短期間。一見正しいことを教えてくれることが多いが、それをあてにすると視野が狭くなる。その結果、環境の微妙な変化や大きな変化を見逃す。
・戦略は道具ではない。「モノ」としての戦略が有効だったのは、過去の安定した状況での話。精神力と自由な想像力を最大限に発揮して、現実を常に明確にとらえるように心がける。
・単純さと複雑さ。単純さには勇気があり、複雑さには利口さがある。危険が満ちている状況では、利口さよりも勇気を重んじなければならない
・KISS(keep it simple, stupid)常に簡素さ、愚直さを心がける。可能な限り単純化されているかどうかが、真実か真実でないかを判定するリトマス試験

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