Fever 発熱について我々が語るべき幾つかの事柄 の感想
参照データ
タイトル | Fever 発熱について我々が語るべき幾つかの事柄 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 大曲 貴夫 |
販売元 | 金原出版 |
JANコード | 9784307101707 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » 臨床内科 |
購入者の感想
感染症を専門としていても、発熱=感染症、また発熱=病気と考えるわけではなく、患者さんをよく診て診断につなげていくことを、5名の著者が述べています。最近は、こうしたジャンルの著書が多くなっていますが、他者の論文を引用して論じるのではなく、各先生の豊かな経験をもとにした考えから書かれています。この5人の著者が集まったこともすごいことですが、マニュアル化された教育本とは異なり、実際に経験したであろう現場での対処が伝わる内容です。体温測定の方法から、発熱に関しての種々の対応について書かれており、これから発熱患者さんを診るであろう医学生や研修中の先生には、必須の本と思います。