しっぽをなくしたイルカ -沖縄美ら海水族館フジの物語- (講談社青い鳥文庫) の感想
参照データ
タイトル | しっぽをなくしたイルカ -沖縄美ら海水族館フジの物語- (講談社青い鳥文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岩貞 るみこ |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061487765 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
読みながら、涙があふれてきました。
しっぽ=尾びれを切断されてすぐのときは、ただ浮くだけの生ける屍だったのが、
人口尾びれをつけてもらって、どんどんまた泳ぐようになり、
最後にはまたハイジャンプができるようになったお母さんイルカのフジ。
尾びれの切断から、人工尾びれ製作スタッフとして、フジの復活に力を注がれた
獣医師の植田さんの笑顔が光ります。
また、殆どボランティアでしっぽ研究を続けたブリヂストンの方により、
世界で初めて、そして世界最高の人口尾を作り上げたのがよくわかりました。
早いときには1回の遊泳で壊してしまった人工尾びれだそうですが、
それにも負けずに、何度も改良版を作った技師の方には、頭の下がる思いでした。
周りの人間たちが一生懸命になったのは、最終的にはフジが
がんばったから、人間もがんばった、それに尽きると思います。
がんばれば必ず道は開ける、を実感できる、とても良い1冊です。
しっぽ=尾びれを切断されてすぐのときは、ただ浮くだけの生ける屍だったのが、
人口尾びれをつけてもらって、どんどんまた泳ぐようになり、
最後にはまたハイジャンプができるようになったお母さんイルカのフジ。
尾びれの切断から、人工尾びれ製作スタッフとして、フジの復活に力を注がれた
獣医師の植田さんの笑顔が光ります。
また、殆どボランティアでしっぽ研究を続けたブリヂストンの方により、
世界で初めて、そして世界最高の人口尾を作り上げたのがよくわかりました。
早いときには1回の遊泳で壊してしまった人工尾びれだそうですが、
それにも負けずに、何度も改良版を作った技師の方には、頭の下がる思いでした。
周りの人間たちが一生懸命になったのは、最終的にはフジが
がんばったから、人間もがんばった、それに尽きると思います。
がんばれば必ず道は開ける、を実感できる、とても良い1冊です。