Outlander の感想
参照データ
タイトル | Outlander |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Diana Gabaldon |
販売元 | Random House Audio |
JANコード | 9780553473292 |
カテゴリ | » 洋書 » By Publisher » Random House |
購入者の感想
年に一冊や二冊だけ、「これは凄い!」と大興奮するような本に出会うことができる。コレもそういう類の本です。
最初、「200年前のスコットランドにタイムスリップして現地で恋に落ちる」なーんてセッティングを見たときの感想は正直「あー、背景知識の不足を”現代女性の視点”という言い訳でごまかして、歴史モノのロマンチックな雰囲気だけ美味しく頂いた類の安っぽいロマンスね」と思ったのだけれど、いや~、トンでもなかったです。
ディテイルの書き込みは壮絶です。ロマンスでここまで書き込んだ本って、私の知る限りではないです。18世紀のスコットランドの様々な場面が圧倒的なリアリティをもって再現されます。
勿論、書き込みのシツコサは背景のみにとどまりません。キャラクターの書き込みも凄い。リアリティある舞台でリアリティあるキャラクター達が動くからこそ物語に厚みがでるのですねぇ。
そして何といっても唖然とするほど魅力的な主人公二人!ヒロインのクレアは20世紀の従軍看護婦あがりのイングランド女性(人妻)。ヒーローのジェイミーは19世紀の赤毛年下のスコットランド青年(バージン(笑))。二人ともルックス良く知性があって強い人間で、それでいて非常に純粋で、こんな二人がこれでもかというぐらい相手を想う訳ですよ。いや、もうその愛の深さは「とにかく読んでっ!」って感じですね。
ストーリーも凄い。読者を興奮させるためなら手段を厭わないという感じで、これはもう娯楽の極致です。壮絶なバトルシーンあり、残酷な拷問シーンあり、当然ロマンチックなラブシーンあり、挙句のはてにはサディスティックな男色家軍人まで。
主人公に思い切り感情移入して、ダイナミックなストーリーに翻弄されつつ、ぐったりするほど楽しめること請け合い。
最初、「200年前のスコットランドにタイムスリップして現地で恋に落ちる」なーんてセッティングを見たときの感想は正直「あー、背景知識の不足を”現代女性の視点”という言い訳でごまかして、歴史モノのロマンチックな雰囲気だけ美味しく頂いた類の安っぽいロマンスね」と思ったのだけれど、いや~、トンでもなかったです。
ディテイルの書き込みは壮絶です。ロマンスでここまで書き込んだ本って、私の知る限りではないです。18世紀のスコットランドの様々な場面が圧倒的なリアリティをもって再現されます。
勿論、書き込みのシツコサは背景のみにとどまりません。キャラクターの書き込みも凄い。リアリティある舞台でリアリティあるキャラクター達が動くからこそ物語に厚みがでるのですねぇ。
そして何といっても唖然とするほど魅力的な主人公二人!ヒロインのクレアは20世紀の従軍看護婦あがりのイングランド女性(人妻)。ヒーローのジェイミーは19世紀の赤毛年下のスコットランド青年(バージン(笑))。二人ともルックス良く知性があって強い人間で、それでいて非常に純粋で、こんな二人がこれでもかというぐらい相手を想う訳ですよ。いや、もうその愛の深さは「とにかく読んでっ!」って感じですね。
ストーリーも凄い。読者を興奮させるためなら手段を厭わないという感じで、これはもう娯楽の極致です。壮絶なバトルシーンあり、残酷な拷問シーンあり、当然ロマンチックなラブシーンあり、挙句のはてにはサディスティックな男色家軍人まで。
主人公に思い切り感情移入して、ダイナミックなストーリーに翻弄されつつ、ぐったりするほど楽しめること請け合い。