<出雲>という思想 (講談社学術文庫) の感想

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参照データ

タイトル<出雲>という思想 (講談社学術文庫)
発売日販売日未定
製作者原 武史
販売元講談社
JANコード9784061595163
カテゴリ人文・思想 » 哲学・思想 » 東洋思想 » 東洋哲学入門

購入者の感想

2006年12月4日出雲学フォーラムで原武史さんの講演を聞く。

本居宣長、平田篤胤、千家尊福と続く出雲に関する近代思想史の話を聞くのは初めてであり、とても興味深かった。

早速会場で原武史著「出雲という思想−近代日本の抹殺された神々−」を購入し、一挙に読んだ。これは面白い。

アマテラスを主宰神とする伊勢神道。これに対するスサノヲやオホクニヌシを主宰神とする神道<出雲>。明治国家形成の過程でいったん表舞台に登場しながら国家神道<伊勢>に対する強力な批判であったがために、明治初期国家(政府)によってついに抹殺されるにいたる。

しかし、その後も大本教(出口王仁三郎)、折口信夫と出雲神道の信仰、研究は続いていた。

出雲國というトポス(場所)に暮らす者として今一度出雲神道の系譜をキチンと辿ってみたいと思う。

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