ビックリ飛行機でゆく世界紀行 の感想

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参照データ

タイトルビックリ飛行機でゆく世界紀行
発売日2015-01-10
製作者チャーリィ古庄
販売元イカロス出版
JANコード9784863209718
カテゴリジャンル別 » ノンフィクション » 歴史・地理・旅行記 » 紀行文・旅行記

購入者の感想

 冒険航空写真家を自称する著者の書籍は、全て拝読している。

 著者がこれまで紹介した空港は、TVなどでも取り上げられているが、今回もそれらの値ネタ元として、先取りする写真や情報に満足。

 欲を言えば、もっとページ数を増やして欲しいところか。

 フライト時間2分以内という、世界最短路線(スコットランドの離島)、プロでも離発着に特別訓練が必要な『007 トゥモローネバー・ダイ』にも使われた、フランスの標高2006mの傾斜18.66%空港や、機首の下げ角が約20度で頭から突っ込むカリブ海の空港、アメリカのプライベート空港付き住宅「エアパーク」、機齢70年を超える定期便などなど、初めて見る空港を楽しんだ。

 「冒険」と言いつつ、チョモランマ無酸素登頂とか、北極点徒歩踏破などのように、命の危険まで犯してはいまいと思っていたが(大概の冒険も資金集めが終われば、8割終了とも言われる)、1947年製造機によるマイアミ~バハマ定期便では、著者の搭乗翌年の2005年、金属疲労で空中分解して墜落、乗客乗員すべて死亡し、運行していたチャークス・オーシャンエアウェイズも倒産しているから、エアショーで見る故ロック岩崎ばりのフライトでなく、運行会社による「冒険」であっても、全く安全というわけではない。

 「冒険」でなくとも、フランスとスイスにまたがりる空港内の国境、オーストリアのレッドブル格納庫、金融の中心、ロンドンのシティ空港、B-747の主翼を屋根にしたカリフォルニアのウイングハウスなどで十分楽しめる。

 イチかバチかでフライトを待ち、タイミングよくシップと空港の絵が撮れているものもいくつかあるが、日テレの『スッキリ!!』で、既に関根麻里が2008年に紹介しているとはいえ、2004年に、親善大使を務めているカンタス航空カラーの自家用B-707を自ら操縦し、来日したジョン=トラボルタの自宅(フロリダ)を、地上や、低空飛行写真で収めていないのが悔やまれる。

 次回は是非、セレブの個人所有機や個人滑走路なども収録願いたいと、新たな読者開発のためにも要望する。

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