Veterinary Neuroanatomy: A Clinical Approach, 1e の感想
参照データ
タイトル | Veterinary Neuroanatomy: A Clinical Approach, 1e |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Christine E Thomson BVSc(Hons) PhD DipACVIM(Neurol) DipECVN ILTM MRCVS |
販売元 | Saunders Ltd. |
JANコード | 9780702034824 |
カテゴリ | 洋書 » By Publisher » Elsevier » Elsevier HS |
購入者の感想
本書は、神経機能解剖学の本である。Dr.Alexander deLahuntaの名著[Veterinary neuroanatomy and clinical neurology]に類似する本である。したがって、獣医神経機能解剖学的な裏付けについて、きちんと理解したい人のための本であり、副題にClinical approach とあるが、一般臨床の現場ですぐに役に立つ本ではない。Dr.deLahuntaの Veterinary neuroanatomyと比べると、より簡潔にまとめてあり、神経病の小難しいコンセプトをより理解しやすい構成となっている。余分なことはできるだけ排除してあり、特に、臨床例の紹介は少ない。よって、神経機能解剖学についてきちんと理解したい人だけのための本と言ってよいでしょう。ほとんどの章に目を通したが、より理解が深まった。獣医神経病を専門にしている獣医師として、個人的には、大変素晴らしい書物であると思います。近頃この本ばかり読みあさっている。目的が合う方であれば、強く推薦致します。