GBC リング製本機 プラスチックリング製本機 U-one GDBU001 の感想

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仕上がりは、ショップに依頼したものと遜色ありません。

しかし、慣れが必要です。
初期には膨大な失敗を繰り返しました。
プリントアウトした書類をパンチで穴あけする段階では現在も毎回、祈ります。
紙が確実に奥まで水平に挿入されていれば問題ないのですが、すべてはあなたの手の感覚次第。
確認出来る機能はありません。
表記の通り１２枚挿入できれば問題ないのでしょうが、
１２枚挿入したなら、パンチで穴は開きません。
穴が開くか、刃が折れるか、バーが曲がるか、
一か八か挑む度胸のある方のみ、お試しください。
メーカーさん、開きますか？やって見せてほしいです。
わたしは毎回、５枚づつ程度を目安にドキドキしながらやっています。

さてうまく穴を開け終わっても、作業は残ります。
リングを通しますが、リングの爪は、一本残らず、外側に飛び出します。
手のひらをイメージして下さい。
『グー』の形を作る時、指をきれいに内側に巻き込む形こそがリング製本の完成形なわけですが、すべての指（ツメ）は内側に収まらず、外側に飛び出しています。
さ、過度な期待はせず、一つ一つ、手作業で内側に押し込んでください。

まだ作業は続きます。
リングは、めちゃくちゃ静電気を発生します。
その静電気に引き寄せられるのでしょうか。細かいパンチ屑が、ほこりのようにこびりつきまくります。
ＯＡ機器クリーニング用のブロアースプレーが必要です。
表紙用のクリアーカバーは、さらに強力静電気ビビビ。。。
ブロアーすら利かず、紙に吸いつきます。
もう、静電気防止スプレーも買って下さい。

すべてが偶然うまくいったなら、ショップに依頼するものと同じに『完成』です。
わたしは一度に５部までなら本機を使いますが、
１０部を作る気になど、１００％なりません。

ちなみに『写真』を製本する方にお伝えしておきます。
『フォトペーパー』だと、一回に１枚をパンチするのがやっとです。