不妊治療と出生前診断 温かな手で (講談社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 不妊治療と出生前診断 温かな手で (講談社文庫) |
発売日 | 2015-03-13 |
製作者 | 信濃毎日新聞取材班 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062930253 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
当事者の夫婦たちや医療現場の人たちの声を丁寧に取材していると思いました。他人事ではない「自分(たち)の問題」として考えるきっかけになる本だと思います。
テレビのニュースや雑誌の記事でこの手の話題が出ると、どうしても過剰にお涙頂戴になったり、いたずらに危機感・不安感を煽るものになったり……うちは不妊治療を受けているわけではありませんが、三十代後半で子供のいない夫婦なので、いやな気分になってチャンネルを変えてしまうことがよくあります。この本はもともと新聞で連載されていた記事ということで、センセーショナルに陥ることなく、当事者の生の声を誠実に集めた内容になっていると感じました。
その誠実さゆえ、正直、読んでいてかなりつらい部分も多いです。でも、三十代以降で子供を授かりたいと思っている女性、いや、女性だけではなくそのパートナーの男性にも、ぜひ一読をお勧めします。私も、これから夫に読んでもらおうと思います。
テレビのニュースや雑誌の記事でこの手の話題が出ると、どうしても過剰にお涙頂戴になったり、いたずらに危機感・不安感を煽るものになったり……うちは不妊治療を受けているわけではありませんが、三十代後半で子供のいない夫婦なので、いやな気分になってチャンネルを変えてしまうことがよくあります。この本はもともと新聞で連載されていた記事ということで、センセーショナルに陥ることなく、当事者の生の声を誠実に集めた内容になっていると感じました。
その誠実さゆえ、正直、読んでいてかなりつらい部分も多いです。でも、三十代以降で子供を授かりたいと思っている女性、いや、女性だけではなくそのパートナーの男性にも、ぜひ一読をお勧めします。私も、これから夫に読んでもらおうと思います。
不妊治療の当事者ではありませんが、周囲の友人には、治療後諦めたカップルや、
産める年齢の限界が近づき、不安になっている子がいます。
そういったこともあって読みましたが、都市部とはまた違う出産プレッシャーが、こんなにも
大変なのかと、涙が滲みそうになりました。
治療に取り組むカップルひと組ごとにそれぞれの事情を抱えている、その実例を丁寧に紹介してあったのが
素晴らしいと思います。
産める年齢の限界が近づき、不安になっている子がいます。
そういったこともあって読みましたが、都市部とはまた違う出産プレッシャーが、こんなにも
大変なのかと、涙が滲みそうになりました。
治療に取り組むカップルひと組ごとにそれぞれの事情を抱えている、その実例を丁寧に紹介してあったのが
素晴らしいと思います。