自分を愛して!―病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ の感想

●緊張すると手に汗をかいたりトイレに行きたくなったりしますし、
　心配になると食欲がなくなったり胃が痛くなったりするのを、
　私たちは経験的に知っています。
　このように、病気や不調は感情面や精神面の影響が体に現れたものであると、
　著者のリズは書いています。

●病気や不調を感じたら病院へ行くのはもちろんですが、それらの対症治療だけでなく、
　感情のレベルや精神のレベル、さらにはスピリチュアルなレベルにまで深めて、
　自分の体の声を聞くことが「根本的な治療」には必要であるというのです。

●この本は、４５０項目の病気や不調に対して、「肉体的なレベル」「感情的なレベル」
　「精神的なレベル」「スピリチュアルなレベル」から、原因と対策を解説しています。
　この本に導かれて最後までワークをしていくと、自分の幼い頃に受けた心の傷が
　なんであったのか、ということに気づくことができるようになっています。
　（このワークは、少し難しいと思いますが。）
　
●自分の心のありように意識的になり、さらには、こだわりを手放し、
　自分をありのままに受け入れ、あらゆる経験をすることを
　自分に許すことができるようになるというわけです。

●「根本的な治療」を望む人に、おすすめの一冊です。