ミニスカ宇宙海賊11 モーレツ時間海賊 (朝日ノベルズ) の感想
参照データ
タイトル | ミニスカ宇宙海賊11 モーレツ時間海賊 (朝日ノベルズ) |
発売日 | 2014-02-07 |
製作者 | 笹本 祐一 |
販売元 | 朝日新聞出版 |
JANコード | 9784022760104 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
シリーズ11作目.サブタイトルは同時期(14年02月)に公開される劇場版を意識して?
直接の続きというわけではありませんが,前巻を中心にこれまでの流れを汲んだ物語で,
少し説明が多く,特に前半は動きに乏しい面もありますが,既刊にはなかったおもしろさ,
そして人や歴史,世界観など,シリーズ作としての『深み』が生まれたように感じられます.
分かりやすくはあったものの,その前半が伏線としてしっかりと機能しているのもよく,
この巻をうまく締めるとともに,続きとなった次巻への『引き』にも期待の膨らむところ.
このほか,時間移動と歴史改変に伴う,当事者と部外者らの思惑も興味深く描かれています.
また,主人公とその母,名前の似た二人のやり取りにはいつも混乱をさせられますが,
近ごろ,ハッキリと成長の見られる主人公と,母親としてそれを見守るかのような視線,
さらには,それだけではない,さまざまな立場と感情の入り交じる様子が印象に残ります.
あとは次の巻,この展開が端折られることなく,丁寧に畳まれることを願うばかりです.
直接の続きというわけではありませんが,前巻を中心にこれまでの流れを汲んだ物語で,
少し説明が多く,特に前半は動きに乏しい面もありますが,既刊にはなかったおもしろさ,
そして人や歴史,世界観など,シリーズ作としての『深み』が生まれたように感じられます.
分かりやすくはあったものの,その前半が伏線としてしっかりと機能しているのもよく,
この巻をうまく締めるとともに,続きとなった次巻への『引き』にも期待の膨らむところ.
このほか,時間移動と歴史改変に伴う,当事者と部外者らの思惑も興味深く描かれています.
また,主人公とその母,名前の似た二人のやり取りにはいつも混乱をさせられますが,
近ごろ,ハッキリと成長の見られる主人公と,母親としてそれを見守るかのような視線,
さらには,それだけではない,さまざまな立場と感情の入り交じる様子が印象に残ります.
あとは次の巻,この展開が端折られることなく,丁寧に畳まれることを願うばかりです.