調理もできちゃうランチボックス! スープジャーレシピ (タツミムック) の感想

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材料を仕込んだら食べ頃時間までフタをあけられません。だから最初はレシピ通りに、そして「基本調理法」を守り作りました。毎日作り、今日で6レシピ。1つだけぬるい出来上がりになってしまったけど、5つはアツアツで美味しい!理科の実験だから、失敗したら原因を考え、次はうまくいきました。手順が簡単だから「もう一度やろう」という気持ちになるのでしょう。 使う素材や調味料はどこにでもあるようなもの。またレシピ毎にコツや食材変えが載っています。 このレシピを生かすには300mlのスープジャーが必要だと思います。 1つ気になったのは「おすすめ食べ頃時間」が3時間、1時間、0.5時間、すぐ、となっているところ。私は主婦なので時間を逆算して美味しく作れましたが、長時間置く場合「温かい」程度になり期待通りは難しいかもしれません。お粥専門だった私ですが、おでんやポトフやオニオングラタンスープ等レパートリーが増え、この本を購入して良かったと思います。お粥は300mlでちょうど良かったのですが、おかずスープはそれでは小さかったので380mlを買い足しました。

自炊派ほど外食が続くのは苦痛。でも、病気や忙しいときには料理を作る体力や時間
さえない。そんな時は、家にある手軽な材料で簡単な一品だけでも作って、職場にも
持っていければ、ぐんと食生活の質が向上するように思います。体が弱った時ほど
普段着のご飯が大事ですからね。
この本に紹介されているレシピは、そんなメニューをだれでも簡単に作れるよう、
著者ももせさんが工夫された跡がよく分かりました。私も、この本とスープジャーを
同時に買い、本を参考にして何品か作ってみました。おいしさと便利さで早くも２個目
購入を検討中。早くデザートにも挑戦してみたいです。
意外だったのは残り野菜や１、２枚残ったハムなど、半端な食材を使いまわす調理にも
最適ということ。小さな小さな「シャトルシェフ」のイメージです。

本の内容では、以下の２点が改善点。類書がないため☆は５つとしました。

・紹介しているカトラリーや保温バッグなどのメーカー、値段を明記したほうが親切かも
・380ミリのジャーで作る場合の材料も、参考に掲載したら便利かも
（マカロニ30グラムは、実際１人前としてもかなり少なめでした）0