舞妓はレディ スタンダード・エディション(DVD1枚組) の感想

はやり京の都の花街テーマは映画監督にとっても大変気になる世界なのだろう。

舞妓Haaaan!!!よりも緻密な取材をベースに、いかがわしい？京都言葉をあやつる俳優陣によって撮られたちょっと痛いミュージカル。

色々と注文はあるものの、若い女の子が一生懸命頑張り、それを周りの年寄りが応援するというお話は、それはそれで良いものである。

岸部一徳のような俳優がいるので、全体が締まる。

周防監督の作品は、エスプリが効いていて、クッスって笑いや、プッって笑いなど大笑いでないところが
大好きである。今回の作品も、鹿児島弁と津軽弁、京都弁を上手に笑いで楽しませてくれた。舞妓の女
優は、確かにはまり役、でも、回りの俳優がそれ以上に上手で、彼女をより一層引き立てている。
ホントに楽しい映画、あっと言う間に観てしまう、中だるみがない。おススメ