クラウド誕生 セールスフォース・ドットコム物語― の感想
参照データ
タイトル | クラウド誕生 セールスフォース・ドットコム物語― |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | マーク・ベニオフ |
販売元 | ダイヤモンド社 |
JANコード | 9784478012482 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 企業動向 |
購入者の感想
創業者が自ら語る、Salesforceの成長の記録です。
業界は違いますが、創業者自らの筆という点で、
「スターバックス成功物語」と似ているなぁと思いました。
「クラウド」や「SaaS」は本書の柱の一つですが、それに特化した内容ではありません。
他のレビューワーの方のコメントにもありますが、
タイトルのネーミングは失敗かな?それはさておき。
起業戦略、マーケティング、イベント、セールス、
テクノロジ、社会貢献活動、グローバル戦略、
財務戦略、リーダーシップという切り口で、
Salesforceの戦略、戦術、考え方が描かれています。
これを読めば、Salesforceの「企業となり」がよく分かります。
全編を通じて、”人が何よりも大事”という
ベニオフの考えが随所に現れています。
破天荒・型破りでエネルギッシュな
イメージのある同社ですが、ちょっと意外。
興味深かった内容を個別に挙げると、まずは、社会貢献活動。
「(社会貢献活動という)プログラムを組織の一部に組みこ」むという、
いかにもシリコンバレー的な表現を使っていますが、
社会貢献とビジネスを高度に両立させ、相乗効果を生む同社のそれは、
あのGoogleも参考にしたという程(注:本書エピソードに依る)、
理念や理想の高みと、現実の要請を見事にバランスさせています。
CSRに関わっている方、興味のある方は、必読の事例。
あとは、今はSalesforceとライバル同士になってしまった、
オラクルや、そのCEO、ラリー・エリソンですが、
Salesforceの誕生に、如何に有形・無形の貢献をしたか、
本書でその詳細が描かれています。
シリコンバレーという場の底力を改めて思い知りました。
グローバル戦略に、日本オラクルの佐野力氏の手法を
参考にしたというのも、初見のエピソード。
業界は違いますが、創業者自らの筆という点で、
「スターバックス成功物語」と似ているなぁと思いました。
「クラウド」や「SaaS」は本書の柱の一つですが、それに特化した内容ではありません。
他のレビューワーの方のコメントにもありますが、
タイトルのネーミングは失敗かな?それはさておき。
起業戦略、マーケティング、イベント、セールス、
テクノロジ、社会貢献活動、グローバル戦略、
財務戦略、リーダーシップという切り口で、
Salesforceの戦略、戦術、考え方が描かれています。
これを読めば、Salesforceの「企業となり」がよく分かります。
全編を通じて、”人が何よりも大事”という
ベニオフの考えが随所に現れています。
破天荒・型破りでエネルギッシュな
イメージのある同社ですが、ちょっと意外。
興味深かった内容を個別に挙げると、まずは、社会貢献活動。
「(社会貢献活動という)プログラムを組織の一部に組みこ」むという、
いかにもシリコンバレー的な表現を使っていますが、
社会貢献とビジネスを高度に両立させ、相乗効果を生む同社のそれは、
あのGoogleも参考にしたという程(注:本書エピソードに依る)、
理念や理想の高みと、現実の要請を見事にバランスさせています。
CSRに関わっている方、興味のある方は、必読の事例。
あとは、今はSalesforceとライバル同士になってしまった、
オラクルや、そのCEO、ラリー・エリソンですが、
Salesforceの誕生に、如何に有形・無形の貢献をしたか、
本書でその詳細が描かれています。
シリコンバレーという場の底力を改めて思い知りました。
グローバル戦略に、日本オラクルの佐野力氏の手法を
参考にしたというのも、初見のエピソード。