知らないと恥をかく世界の大問題6 21世紀の曲がり角。世界はどこへ向かうのか?<知らないと恥をかく世界の大問題> (角川SSC新書) の感想

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参照データ

タイトル知らないと恥をかく世界の大問題6 21世紀の曲がり角。世界はどこへ向かうのか?<知らないと恥をかく世界の大問題> (角川SSC新書)
発売日2015-05-10
製作者池上 彰
販売元KADOKAWA / 角川マガジンズ
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カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

 池上彰さんの「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズの第6弾です。
 日本とアメリカが、死闘を繰り広げて戦ったあの戦争から、70年が経過しようとしています。
 日本は、アメリカという強固な後ろ盾のもと、奇跡の復興を遂げ、現在に至ります。
 しかし、今その日米関係にひびが入りかけない事態が起こりかけています。
 それは一つは、強大になってきた中国という国の存在、
 そして、もう一つは、アメリカ政府の中枢の中に、安倍首相は「歴史修正主義者」ではないか、と考える人たちがいることです。
 視点を広げると、ギリシャのユーロ離脱問題、これは通貨を統一し、政治を統一しなかったつけとも考えられます。
 さらにロシアとウクライナ、少し前、プーチンが核兵器を臨戦態勢に置く用意が出来ていた、と発言し、世間を唖然とさせたのは、記憶に新しいところです。
 経済に目を転じれば、原油安!これはサウジがシェール・オイル対策のためにとつた手段のためと思われますが、
 同時に、対IS,イラン、対策にもなり、また、アメリカは、これがロシアへの経済制裁をよりr効果的にするため、黙認しているという状況になっています。
 本書では、さらに、キューバとアメリカの歴史的国交回復問題、中東情勢とIS、テロの問題、エボラ出血熱の問題、トマ・ピケティの話題、 
 日本と中国、韓国の間に横たわる問題、AIIBの問題、
 さらに、安倍内閣に関しては、アベノミクス、集団的自衛権、沖縄の基地問題、憲法改正、等について取り上げ、
 21世紀の世界のつくり方でページは閉じられています。
 池上彰さんは、東工大の教授をされているようですが、本書は、まるでその講義に使われるテキストのような感じの本です。
 ただし、その年代の範囲はここ数年の出来事が中心で、それらが最新の情報も入れて、実にわかりやすくまとめられています。
 現在は、要するところ、パックス・アメリカーナとアメリカ主導のグローバリズムが終わりをつげ、
 その間隙に中国、そして、イスラム国が付け込んでいる、というのが現況ではないでしょうか。

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