ユリイカ2008年2月号 特集=中島らも バッド・チューニングの作家 の感想
参照データ
タイトル | ユリイカ2008年2月号 特集=中島らも バッド・チューニングの作家 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 青土社 |
JANコード | 9784791701742 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 雑誌・逐次刊行物 |
購入者の感想
らもさんは若い頃ケルアックと百聞が好きだったそうである。涙が出る自分の師匠が別に尊崇する師匠の弟子だった。これ以上にうれしいことなんかない。
“批評家”さんたちの批評があまりにも紋切型のちょろちょろでガックリ。作家さんの批評はうがってて良かった。でもやはり一番の読みどころは生前仲の良かった人々が生のらもさんについて語ってるページかな。
あと、処女作『すべての聖夜の鎖』が収録されていたんだけど、これってらもの最高傑作じゃない? と思うほどやられた。決して幸せな恋にはならないであろうソリッドな年下女との恋愛で、「高速道路が夜に突き刺さるところまで」行こう、というフレーズで足の先から脳天までしびれました。
『すべての聖夜の鎖』を原書で買うとプレミアがついてやたら値が上がってるから、内容が知りたいだけなら、安くてまだ在庫があるこっちを買った方がいいですよ。
“批評家”さんたちの批評があまりにも紋切型のちょろちょろでガックリ。作家さんの批評はうがってて良かった。でもやはり一番の読みどころは生前仲の良かった人々が生のらもさんについて語ってるページかな。
あと、処女作『すべての聖夜の鎖』が収録されていたんだけど、これってらもの最高傑作じゃない? と思うほどやられた。決して幸せな恋にはならないであろうソリッドな年下女との恋愛で、「高速道路が夜に突き刺さるところまで」行こう、というフレーズで足の先から脳天までしびれました。
『すべての聖夜の鎖』を原書で買うとプレミアがついてやたら値が上がってるから、内容が知りたいだけなら、安くてまだ在庫があるこっちを買った方がいいですよ。