KEIAN PCケース 520W電源搭載 Micro ATX専用 ブラック KT-M18-PS52 の感想

　MicroATXのケースで電源付きでこの値段ですので、多くは期待できないと思っていましたが、割と良い印象でした。
Corei7　2600Kとカブトクーラー、16GB_DDR3-1333メモリ、512GB　sata3.0　HDD2台、DVDドライブを実装してます。　グラフィックはCPU内蔵で、windows7とXPのdual-bootです。
・DVDドライブベイが内側に引っ込んで前面の蓋を押し開けるタイプでしたので、使いませんでした。
・HDD取り付けは、DVDドライブの下部とFDD取り付け部にあります。
・簡易なプラスチックロックがHDDやDVDドライブ用に用意されていましたが、力が弱く、結局左右両方からネジで留めました。
・電源は520Wですが、12V出力電流が低めで、グラフィックボード電源は6P一個だけです。
・CPU、MB用の電源コネクタがANTECなどに比べるとチャチに見えますし、深く差し込まないと接触が怪しいです。
・背面のFANに回転検出がありません。
・フロントパネル用配線は、スイッチ、表示灯はいいですが、オーディオ、USBがシールドタイプではないので、雑音やデータ誤り
　　などが気になります。
・作りはあまりぺらぺらした感じが無く、好印象です。　MBの背面パネルを入れる穴が若干小さかったのですが、押し込む事ができました。　全体としてサイドカバーが鳴ったりする事もありませんでした。HDDのアクセス音は脇の穴から聞こえます。
・通気は脇からの吸気で背面FANと電源の排気ですので、良く冷えます。　CPU温度は室温25℃で100%負荷連続で52℃の温度
　でした。　HDD温度も35℃程度でした。
・FANの音も小さく、静音で使えます。

　このケースはシンプルなmicroATXケースですが、細かい点はいろいろあるものの、ケースとしては良いと思います。ただ、付属の
電源については、焼損の報告がいくつか見られますので様子見です。