稲盛流コンパ 最強組織をつくる究極の飲み会 の感想
参照データ
タイトル | 稲盛流コンパ 最強組織をつくる究極の飲み会 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 北方雅人 |
販売元 | 日経BP社 |
JANコード | 9784822277741 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 会社経営 |
購入者の感想
1.内容
稲盛和夫(以下も敬称略)は、京セラや日本航空などの実績で名経営者と謳われている。そのためか、稲盛の著作・哲学にはファンも多い。しかし、稲盛イズム(レビュアーの造語)は、経営哲学だけではない。飲み会でお互い「胸襟を開いて、心をさらけ出」(p4)すことによって、経営者と従業員が「心を1つに」(p198)し、「組織の結束力」(p5)を高めるのだという。しかし、何の目的もなく、ただ酒を飲むのではダメで、本書に書いてあるような方法論を意識すべきである。コンパの哲学は第1章と第2章、経験談は第3章と第4章、質問は第5章。
2.評価
レビュアーにとって、コンパといえば、大学生を想起するが、酒を介すると(酒が飲めない人については、第5章)1つになったような気になるものだ。それは社会人でもそうだということなのだろう。やり方も書いてあり、経営者であれば、組織としてイマイチだな、と思ったら、試したくなるような内容である。ただ、(1)全員参加かつ本書の内容だと労働時間でないのかという疑問が湧いたが、これについての質疑がないこと(専門家の見解を見聞したい)、(2)稲盛哲学が嫌いな人にはついていけない可能性がある、以上2点で星1つ減らして、星4つとする。
稲盛和夫(以下も敬称略)は、京セラや日本航空などの実績で名経営者と謳われている。そのためか、稲盛の著作・哲学にはファンも多い。しかし、稲盛イズム(レビュアーの造語)は、経営哲学だけではない。飲み会でお互い「胸襟を開いて、心をさらけ出」(p4)すことによって、経営者と従業員が「心を1つに」(p198)し、「組織の結束力」(p5)を高めるのだという。しかし、何の目的もなく、ただ酒を飲むのではダメで、本書に書いてあるような方法論を意識すべきである。コンパの哲学は第1章と第2章、経験談は第3章と第4章、質問は第5章。
2.評価
レビュアーにとって、コンパといえば、大学生を想起するが、酒を介すると(酒が飲めない人については、第5章)1つになったような気になるものだ。それは社会人でもそうだということなのだろう。やり方も書いてあり、経営者であれば、組織としてイマイチだな、と思ったら、試したくなるような内容である。ただ、(1)全員参加かつ本書の内容だと労働時間でないのかという疑問が湧いたが、これについての質疑がないこと(専門家の見解を見聞したい)、(2)稲盛哲学が嫌いな人にはついていけない可能性がある、以上2点で星1つ減らして、星4つとする。