ハイキュー!! 16 (ジャンプコミックス) の感想

最初は月島の腰巾着の立ち位置だったのが、
試合に出たいという欲求が湧き、
ジャンプフローターサーブを会得しようと練習に励み、
何度か失敗して悔しさを味わい乗り越えて、
そして16巻で大活躍を見せます！！
こうして進化のプロセスを丁寧に描いてるのがハイキュー！！の面白さですね。

ついに、あの根性無しが再びコートに戻って来るぞ！という所で15巻が終わってたので続きが気になって気になって仕方がなかったのですが、16巻もこれまで同様のスピーディーな試合展開と迫力のコマ割りで一気に読んでしまいました。
私としては、山口の気持ちを推し量る縁下や、励ます月島にぐっときました。
もう、泣ける泣ける。
この漫画をほぼ毎日繰り返し読んでるけど、何度読んでもおもしろい。
おそらく日向や影山といった天才の活躍だけを描いたものではないからでしょう。
登場人物の一人一人がきちんと造形されていて、本当に奥行きの広い物語となっています。
本誌では既に決着はついているのでしょうけど、単行本で追っかけてる私としては17巻が待ち遠しいです。
この漫画の終着点はどこになるんだろう？
現1年生が3年生になってどんなに活躍するかまで描いて欲しいなあ。