幕が上がる 豪華版 [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトル幕が上がる 豪華版 [Blu-ray]
発売日2015-08-05
監督本広克行
出演百田夏菜子
販売元TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
JANコード4988101184781
カテゴリDVD » ジャンル別 » 日本映画 » 青春

購入者の感想

青春映画の傑作。

リアルな高校生の部活動を通した悩みや喜びが肌に伝わってきます。
ただ、エンターテイメント作品としてはカタルシスが無く物足りないと感じるかもしれません。

特に、演劇を知らない人には、書道ガールズ、フラガール、スウィングガールズなどに比べると、
動きや躍動感による彼女たちの演劇における進歩が伝わらず、分かりづらいです。

ただ、それもリアルな高校生活の一風景だと感じました。
おしむらくは、演劇を知らない人にもその魅力をもっと伝える構成にして欲しかった。彼女たちならそれができるはずです。

ももクロ主演で映画・・・となるとどうしても巷では色眼鏡で見てしまう所から始まりがちですが、なかなかどうして心を揺さぶられる作品に仕上がっています。

色眼鏡抜きで見ると高校演劇部の世界感や学園物群像劇としての主題がしっかり浮かび上がってきて、5人のキャラクターと脚本の寄り添い具合も非常に合っていると思います。撮影前から原作の平田オリザさんのワークショップで馴らされた事もあり、総合的な演技力もアップしている事がプラスに働いてます。(表現力は元々国立や日産スタジアムで堂々のコンサートを行う位の娘達なので全く問題ないのと、その度胸と勘が下地を作っていたので演技力向上への吸収力が早いんでしょうね)

そしてなんといっても黒木華を据えた事で大きな幹を得る事ができてこの作品の吸引力を押し上げる事に成功しています。

劇中劇等も圧巻です。既に劇場でも3回観てしまった作品ですが、このBDでもフェイバリット・ディスクになりそうです。

商品としては主音声が2種収録で環境によって切り替えが出来るのが良い感じ。
PCM5.1chはストレートな感じ。DTS-HD MAの方が若干派手に思えます。(これは使っているAVアンプのデコード能力の味付け具合で違うのかも)
そして本広監督作ではおなじみのコメンタリー。
今回はももクロ5人とですごくデレデレしちゃってるおとーさん的な感じが見て取れて面白いです。作品によってすごくマニアックなコメンタリーだったりして、「う〜ん」とか思ってしまう物もあった中今作では5人が常にワチャワチャしてるので楽しく聞く事ができますw

特典ディスクは劇中劇が圧巻。これだけのために豪華版を選択して間違いないです。
パッケージも蓄光仕様で暗い場所では星空が浮かび上がり気分は「銀河鉄道の夜」で最高のパッケージングです。

コレクションに加えるなら豪華版を強くお勧めします。

海外に長らく住んでいて、飛行機の中でこの映画を見ました。
この映画はとても面白くて、また、出演の皆さんの演技が素晴らしく、小さい画面ながら、引き込まれました。
ももいろクローバーZは全く知らなくて、出演者は誰なのかと、エンドスクロールを眼を皿にして見ていましたが、知らない名前ばかりだったので、ホッとしたと言うか何と言うか。
黒木華さんの演技は凄い。最初の、髪をほどいて演技を見せるところ、部員に全国を目指そうと説得するところ、ビルの屋上で夜景を見せるところ、最後の手紙モノローグ、などなど、物凄い女優であることを認識しました。
百田夏菜子さんの、前向きな演技もとても好感を持てました。何と言うか、"俺は全力でお前を応援したいよ"というような変な気持ちになりました。
他のメンバーとのやり取りもとても暖かく描かれていて、友達っていいな、と思える映画です。

「シコふんじゃった」以来といっていいのか、
主人公たちが成長していくストーリーには、
妙な臭みを感じることがあるが(過剰な)、
それがなく、好感が持てる。
あと、語弊はあるかもしれないが、
ももクロメンバーは(おそらく)整形してなさそうなので、
それが近頃の学園ものとしては逆に自然で、
70年代どころか、50年代から60年代の日活の青春映画を思い出した。
しおりんの可愛らしさは、本作を象徴している。

惜しむらくは、時間的制約からか、
彼女たち自身の成長途上の段階で、映画が終わってしまっていること。
彼女たちはもっともっと、役者として成長したに違いないし、
彼女たちが単なる役を越えて演劇部員になれたに違いないと思う。
抜群の存在感を見せていた黒木華と、演劇部員になりきったももクロが
全国大会でひとつになるところを見てみたかったと思うのは、私だけではあるまい。

今後も成長できる彼女たちに、満点をつけるのは、かえって失礼?!
とも思うので、今回は、☆をひとつ減らしました。

ももクロの人気っぷりを象徴するような映画。
あれだけの舞台挨拶の数や宣伝をすることで確実なヒットにつなげた努力が感じられた。
しかも、本広という有名監督。
彼が成功した映画として踊る〜を知っている方も多いでしょう。
この映画「幕が上がる」は舞台化もしており、そちらも素晴らしいものでした。

ステマとか言う一部の変人がいますが、実力に裏付けられた正当な評価です。

なぜなら、彼女達に対しての根拠のない否定的な意見はすべて、アマゾンの審査に通らないそうですから。アマゾンさんの良識、でしょうかね。スタダが裏から手を回す、なんてことしているはずがありません(笑)

冗談はさておき、
映画をかなり見ている自分の評価としては映画の内容はモノノフなら☆5です。
一般人が見ても☆4はつくかと。
平田オリザさんの原作がかなり素晴らしいですからそちらを読んでみてからの鑑賞でもいいと思います。

(追記)
こういった実力も人気も地道につけている子達がTVにもっと出て行くべきですね。

これはアイドル映画だ、いや青春映画だなんていう事はどうでもいい
演劇を通して悩める若者の背中を押してくれる、一歩前に踏み出す勇気を与えてくれる
そんな映画
年配者にはキラキラしてた青春の楽しい思い出を、若者にはこれからの無限の希望を
見せてくれてる
本当に一人でも多くの人に見てほしい映画だと思う

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