司法試験予備試験一発突破ナビ の感想

この手の書籍は、星の数ほど毎月のように出版されています。
ただ、多くの場合は、平凡なんですね。
一方で、正論を並べられて、「あぁ、なるほど。うんじゃあ、俺も、そろそろ勉強するか」
とスイッチを入れられるケースも、多いですね。
平凡であったり、正論であったり、まぁ、普通の本ばかりの連続出版ですかね・・・

本作は、別にコペルニクス的な凄い必殺技が開示されているわけではありません。
別に、「あぁ、なるほど。そんだよね確かに。でも、最初から俺、知ってるもん！」という感じでしょう。
ただ、それでも、この本は、スラスラ読めて「快感」なんですわ（笑）
著者の、文章推敲能力は評価できます。
「著者の講義を聴講しようかな、安いし」という気持ちになってしまします。
（私、著者の所属する団体に関係者ではありませんよ！）

一読に値するということで星５つ。
別に予備試験でなくても、社会人が「何か勉強するぞ！」と決意したときに
何となく読んでみるのにも適しているかと思います。

それにしても、現行司法試験って、間抜けですね。
間抜けというか、ナンセンスです、いや、邪悪ですわ・・・
実名は挙げませんが、現行制度を創った大学者先生連中は
取り返しのつかない大失敗を犯してことに、未だ抗弁していますね。
見苦しい老人連中です。
若者を蹂躙して自己の名誉と金銭欲という自己愛に囚われた最低の集団だと思いませんか？
まったく、もう・・・