ラプラスの魔女 の感想
参照データ
タイトル | ラプラスの魔女 |
発売日 | 2015-05-15 |
製作者 | 東野 圭吾 |
販売元 | KADOKAWA/角川書店 |
JANコード | 9784041029893 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
東野さんの作品の中では、ややSF風の範疇に入る作品で、プラチナデータやパラドックス13なんかが好みの読者にはお薦めできると思います。
しかしながら、容疑者Xとか新参者といった物語の奥深さで読者を唸らせる作品好きには、消化不良の一作ではないでしょうか?(私もこちらでした)
結局のところ超常現象に対する理論的な説明はなされず、それぞれの犯行動機も読者を納得させるにはやや弱い感じがします。
また主人公もはっきりしないため、誰に感情移入しながらページを進めていけばいいかわからず、今一つ物語の中に入る前に終わってしまった感が強いです。
帯の謳い文句もやや過大広告気味で、ちょっと肩すかしの読後感でした。
トータル☆3.5は妥当だと思います。ファンの皆様、いかがだったでしょうか?
しかしながら、容疑者Xとか新参者といった物語の奥深さで読者を唸らせる作品好きには、消化不良の一作ではないでしょうか?(私もこちらでした)
結局のところ超常現象に対する理論的な説明はなされず、それぞれの犯行動機も読者を納得させるにはやや弱い感じがします。
また主人公もはっきりしないため、誰に感情移入しながらページを進めていけばいいかわからず、今一つ物語の中に入る前に終わってしまった感が強いです。
帯の謳い文句もやや過大広告気味で、ちょっと肩すかしの読後感でした。
トータル☆3.5は妥当だと思います。ファンの皆様、いかがだったでしょうか?