北野誠の実話怪談 おまえら行くな。畜生道編 (竹書房文庫) の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

興味深い話がたくさんあり、写真も多くて読みごたえがありました。
本の半分近くを松原タニシくんと「パラノーマル日記」に関連する内容が占めているのですが、
これがびっくりの連続でした。まさかあの飄々としたタニシくんがそんなことになっているなんて…！
彼が今後どうなるのか、とても楽しみです(笑)

他にも、北野さんが名古屋でやっているラジオに投稿された怖い体験談や、お前ら行くな。心霊ドラゴンロードや
九州巡礼スペシャルで行った場所での出来事などが綴られています。
そして個人的に一番怖かったのは「監督の家に来るモノ」と「監督の家に棲むモノ」。
どうも鎌倉監督は、障りが自身にではなく幼い息子さんに来てしまうようで、こちらも心配になるくらい…。
そんな気持ちで読んでいたら突如あの写真が出てきて驚いたのなんの(笑)やられました(笑)

北野さん、タニシくん、岡山さんをはじめ全員が体を張って頑張っています。解剖体墓地では怖かったでしょうね。
読んだり見たりするこちらはどうしても「もっと怖く」「もっと過激に」と思いがちですが、そういう過度の期待や要求が現場で
取り返しのつかない事故につながってしまう可能性もあるなと思いました。

今後も色々楽しみです！まずは北陸完結編のＤＶＤを早く見たい！