未知なるインパルス (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-492 宇宙英雄ローダン・シリーズ 492) の感想

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参照データ

タイトル未知なるインパルス (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-492 宇宙英雄ローダン・シリーズ 492)
発売日販売日未定
製作者クラーク・ダールトン
販売元早川書房
JANコード9784150119959
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » ドイツ文学

購入者の感想

‘それ’が去った後の物質の窪地で苦闘する人類の旧友ハルノの冒険と強敵ガルベシュ軍団とGAVOK捜索隊が偶然に激突した前哨戦を描く大長編SFスペース・オペラ宇宙英雄ローダン・シリーズ第492巻。本巻の執筆者は‘それ’を最も深く知る巨匠ダールトンとバランス感覚抜群の小説巧者エーヴェルスです。人類と本当に長いつきあいになる旧友ハルノの運命についてダールトンはさすがにちゃんと覚えていて本書できっちりと区切りをつけてくれましたね。ローダンの大幅なキャラ整理もこれでひとまず一段落したみたいですが、あっさりと切り捨てずにどうか今後ともオールド・ファンの為にも時々は過去を懐かしく思い出させるエピソードを書き続けて欲しいと願いますね。
『未知なるインパルス』クラーク・ダールトン著:故郷銀河への帰還を決めたローダン一行だったが、いよいよ出発直前になってグッキーが謎の未知インパルスをキャッチする。本編ではダールトン氏が好んで描く‘それ’が生み出した世界フラグメントのプロジェクション達の運命があまりにも可哀そうで読んでいて何とも気が重かったですね。羽を持った蛇ケツァルコアトルと火の熾し方も知らない狩猟種族ケヌーテと双八角錐の世界に住むセグメンターよ、(無理かも知れないけれども)どうか別の世界でお幸せにね。ああ!ハルノが告げた仲間達への別れの言葉「きっとまた会える」を今は唯信じたいですね。『劫罰の武器』H.G.エーヴェルス著:

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早川書房から発売されたクラーク・ダールトンの未知なるインパルス (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-492 宇宙英雄ローダン・シリーズ 492)(JAN:9784150119959)の感想と評価
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