平成お徒歩日記 (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 平成お徒歩日記 (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 宮部 みゆき |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101369211 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 日記・書簡 » 日本文学 |
購入者の感想
時代物作家、宮部みゆきが江戸時代のコンセプトに従って平成の世を徒歩で歩きまくる!という企画の本です。忠臣蔵の吉良を討ち取った帰り道や罪人が引き回しになった道をたどるなど、企画自体もかなり面白いです。
企画の中にコラムのように時代考証が(うんちくですね)入っているんですが、この書き方が見事というか、押し付けがましくなくてとても好感がもてますし、非常に興味がわいてきます。オススメは流人を扱った八丈島の章。八丈島なんて三原山火山くらいしか知らなかったけれど、歴史に満ち満ちた島だったんですね。
読むのにそれほど時間もかからないし、梅雨時のお部屋でのすごし方にオススメの一冊です。
企画の中にコラムのように時代考証が(うんちくですね)入っているんですが、この書き方が見事というか、押し付けがましくなくてとても好感がもてますし、非常に興味がわいてきます。オススメは流人を扱った八丈島の章。八丈島なんて三原山火山くらいしか知らなかったけれど、歴史に満ち満ちた島だったんですね。
読むのにそれほど時間もかからないし、梅雨時のお部屋でのすごし方にオススメの一冊です。