希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話 の感想

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参照データ

タイトル希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話
発売日販売日未定
製作者フランツ・カフカ
販売元飛鳥新社
JANコード9784864103138
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 名言・箴言 » ドイツ文学

購入者の感想

清潔感のある、新品と変わらない商品だった。

内容は陰と陽とが対比されていて、おもしろい。刺激的で記憶にも残る、名作!是非一読を勧めたい。特に高校生は必読の書!

暗いことばかり言われるのも嫌だけれど、
明るいことばかり言われても
なんとなく嘘くささを感じてしまう
めんどくさい私。
とくに最近は明るい言葉があふれていて、
facebookとかも、居心地が悪くて最近のぞいていない…。
いや、私は本来明るい方なんだけど、
なんだかなあ、と。
この著者の前作「絶望名人カフカの人生論」で
後ろ向きな言葉のおもしろさに気づいたので、
今回の「希望名人ゲーテと絶望名人のカフカの対話」で、
希望アレルギーを克服をできるのではないかという
期待もあったのだけど、ゲーテの明るさは想像以上。
爽快なくらいの明るさにすっかりゲーテファンに。
この人面白い!
カフカについては、前作についてコメントしたことと
繰り返しになるので省略。
今回はカフカの周辺の人々の魅力も際立っている。
マックスブロートのカフカへの友情はうらやましいくらいだし
カフカの最初の婚約者フェリーツェのエピソードもドラマチック。
いちばん印象に残ったのが、カフカのお父さん。泣いてしまった。
と、お父さんについてはこれ以上書くとネタバレになりそうだから
ここまでに。
名言の羅列ではなくて、対比のおもしろさと、
読み終わったときに、ゲーテとカフカそれぞれの映画を見終わったような
満足感のある一冊です。0

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飛鳥新社から発売されたフランツ・カフカの希望名人ゲーテと絶望名人カフカの対話(JAN:9784864103138)の感想と評価
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