ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1 の感想

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ドーモ、ニュービー（初心者、の意）＝サン、アマゾン・レビュアーです。

さて、ダ・ヴィンチないしヤフーのトップニュース、はたまたニコニュースに掲載された記事に興味を惹かれ、
瞬く間にこの商品ページへ飛んできた方々がほとんどでありましょう。
その記事にはこう書いてありませんでしたか？　『間違った日本観』『非常にキテレツな日本語』と。

その認識は、決して間違っては、いません。
奇妙キテレツな世界観や言葉遣いが、確かに満載です。

『マルノウチ・スゴイタカイ・ビルって（笑）　どんなトンチキな日本なのか読んでみよう』と少しでも思ったそこのあなた！
そうです、それを入り口として、この書籍を手にとっていただいても、なにももんだいはないのです。ごあんしんください。

さあ、届いたならば、ページをめくり、奇妙な世界観に苦笑しつつ、底に流れるストーリーに思いを馳せてみてください。
笑いあり涙あり、アクション、シリアス、サスペンス、ハードボイルド、プロレタリアート、ボーイミーツガール、ガールミーツガール、etc.
奇妙キテレツな世界の奥には、「変な日本観」だけでは言い表せないストーリーがある。

バカにするつもりで読み始めた、そんなあなたをも魅了する、“なにか”があることを、保証します。
特に、本作収録の『キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー』および『ラスト・ガール・スタンディング』の２篇は、
そのオモシロイメージをガラリと変えることでしょう。

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本作品を知りたてのころの私も、既にファンだった人々が使っていた、
珍妙な言葉に興味を惹かれたことが、入り口でした。
滑稽な世界観やネーミングに驚き、笑ったこともあります。今でもしょっちゅう驚きます。

ただ、それは、入り口にしか過ぎなかったのです。
皆さんが、いま抱いているであろう、様々なオモシロイメージは、氷山の一角に過ぎませんでした。
海面の下には、ファンですら把握しきれない、キテレツながらも重厚で濃密なものが眠っているのです。