バーナムピアノテクニック(1) の感想

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参照データ

タイトルバーナムピアノテクニック(1)
発売日販売日未定
製作者エドナ メイ バーナム
販売元全音楽譜出版社
JANコード9784111770113
カテゴリ楽譜・スコア・音楽書 » クラシック » ピアノ » 教本・初心者

購入者の感想

大譜表(ト音記号とヘ音記号)、音楽性重視、各12曲の5グループ構成、というバーナム ピアノ テクニック(原題 "A Dozen A Day")シリーズの一貫したスタイルに基づく、ミニブック・導入書に続く3冊めにして、「高度なレベルに達する4巻」の第1巻。本書では、調性はハ長調に限定し(臨時記号を伴う副5度や半音階課題はあり)、真ん中のドを中心に上下3オクターブの広音域で、スケール/和音/アルペジオ等の基本音型を、全音符〜16分音符の様々な音価、そしてレガートとスタッカートの対比を中心に各種アーティキュレーションを伴いながら弾きこむ。調性の概念に触れない分、ピアノ奏法の基礎をしっかり修得したい。

段階をおってテクニックを身に付けるには大変良く考えて作られた、内容の濃い教材ですが、存分に活かせるかどうかは講師の腕次第だと思います。
 ボサボサの絵筆では良い絵は描けないのと同じで、ピアノを弾く際、良い道具(身体・指)でなければ どんなに練習してもうまく弾けません。
この本をただ読譜力やリズム感を養うための教材として流して使うのではなく、『この曲をこんな風に弾きたい』を叶えるための身体 指を育てるための教材として使うなら、とても素晴らしい本になります。
 
この本で幼児でも、姿勢、足の踏ん張り方、ポジション 重心移動、指・腕関節の意識と強化、打鍵の際の脱力、瞬発力、リズムが転ぶ原因や、キレのあるスタッカートにするにはどうしたら良いかなどを楽しみながら学べます。
少なくとも私の生徒達は皆、この本の大事さを知っており、ゲームをクリアーする様に一つ一つ楽しんで、挑戦しています。
 
この本を使用する際、
★上記の事を教え(られ)ず、ヘロヘロな指で『押す・叩く』弾き方でも『そのうち直る』で どんどん進め、指を傷める
★児童の自宅での練習に対し、足台の指示をしない・洗面所で使う踏み台(幅の狭く踏ん張りの効かない台)でも良しとする
★終わりの部分で、体操のごとく手を膝にさせ、音の余韻を大事にさせない
これらの先生は問題外です。
導入編→(1)と使ってきたのに、4分音符 8分音符がまともに弾けず、指が痛い と、移ってきた生徒たちが沢山いるので、書きました。
生徒の健康を最優先に考える講師に出会えれば、本当に奥深く、素晴らしい本です。

「ミニブック」→「導入書」→「1」 と進んでくるころには、
かなり沢山の技術が身についています。
いきなり「1」からだと、音符も小さいし、臨時記号も沢山出てくるし、
和音や16分音符など音符が多くて「黒い!」楽譜を目にしてひるむ子もいますが、
徐々にやれば幼稚園児だって弾けます。
手が小さくて指の届かないものはぬかして、どんどん進めても大丈夫です。

小学生からスタートの生徒さんだったら、「導入書」や「1」からでも十分です。

子供たちは楽しみながら、知らずに指がよく動いている、という魔法の本です。
幼稚園児くらいだと、「2」や「3」になると、指が届かなくて弾けない曲が
どんどん増えてしまうので、
「1」が終わったら「全調の練習」に寄り道するのもいいかもしれません。0

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