マイケル・ジャクソン THIS IS IT(特製ブックレット付き) [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | マイケル・ジャクソン THIS IS IT(特製ブックレット付き) [Blu-ray] |
発売日 | 2010-01-27 |
監督 | ケニー・オルテガ |
出演 | マイケル・ジャクソン |
販売元 | ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
JANコード | 4547462065674 |
カテゴリ | ジャンル別 » 外国映画 » ミュージカル・音楽映画 » 音楽映画 |
購入者の感想
本来ならば、2009年7月にスタート予定だったマイケルジャクソンの
カムバックツアーのリハーサル風景を記録した、ドキュメンタリー映画「This Is It」。
10年近いブランクがある上で、どんな映画になるのかまったく想像がつきませんでしたが、
ふたを開けると、あのスターのマイケルは健在していました。
リップシンクではない彼の生の歌声が聞けたこと。そしてそれが変わらなかったこと。
それが何よりも嬉しかった。
楽曲は言うまでもなくすばらしい。数十年前の曲が、今だに色あせません。
このフィルムには不思議な空気があります。
クリエティブで、敬意と愛に満ちあふれ、マイケルのアーティストとして、
人間としての素の部分がかいま見られます。
BADの20代、Dangerousの30代とは明らかに違う、精神的により昇華したような、
荘厳感さえ感じる「静」なる彼に、衝撃を受けました。
昔とは違った力の抜けたその姿には、風格が漂っていました。
そして何よりも、変わらないパフォーマンスと人間として深みを増したその姿には、
世の中の一部が様々なスキャンダルで彼から遠のく一方で、
彼はその間にも何を信念とし、何をし続けてきたかを見せつけられたようで、
心が震えました。
その醸し出す迫力と深みは、人生の頂点も底辺も味わった彼の経験から、
生み出されたものなのかもしれません。
若くてマッチョな旬のダンサーたちに囲まれても、見劣りどころか、
力の抜けたそのダンスは美しくさえありました。
このライブが実現していれば……と思いましたが、
ライブは限定された観客のみに公開されるもの。
死がきっかけであることは複雑ですが、映画という気軽な大衆向けの媒体になった事で、
彼の音楽性と人間性、愛とメッセージが、結果的にはより多くの人に
知れ渡ることができたのように思います。
愛をありがとう、スタッフ、キャストの方々、オルテガさん。
そしてマイケル。ありがとう!!
カムバックツアーのリハーサル風景を記録した、ドキュメンタリー映画「This Is It」。
10年近いブランクがある上で、どんな映画になるのかまったく想像がつきませんでしたが、
ふたを開けると、あのスターのマイケルは健在していました。
リップシンクではない彼の生の歌声が聞けたこと。そしてそれが変わらなかったこと。
それが何よりも嬉しかった。
楽曲は言うまでもなくすばらしい。数十年前の曲が、今だに色あせません。
このフィルムには不思議な空気があります。
クリエティブで、敬意と愛に満ちあふれ、マイケルのアーティストとして、
人間としての素の部分がかいま見られます。
BADの20代、Dangerousの30代とは明らかに違う、精神的により昇華したような、
荘厳感さえ感じる「静」なる彼に、衝撃を受けました。
昔とは違った力の抜けたその姿には、風格が漂っていました。
そして何よりも、変わらないパフォーマンスと人間として深みを増したその姿には、
世の中の一部が様々なスキャンダルで彼から遠のく一方で、
彼はその間にも何を信念とし、何をし続けてきたかを見せつけられたようで、
心が震えました。
その醸し出す迫力と深みは、人生の頂点も底辺も味わった彼の経験から、
生み出されたものなのかもしれません。
若くてマッチョな旬のダンサーたちに囲まれても、見劣りどころか、
力の抜けたそのダンスは美しくさえありました。
このライブが実現していれば……と思いましたが、
ライブは限定された観客のみに公開されるもの。
死がきっかけであることは複雑ですが、映画という気軽な大衆向けの媒体になった事で、
彼の音楽性と人間性、愛とメッセージが、結果的にはより多くの人に
知れ渡ることができたのように思います。
愛をありがとう、スタッフ、キャストの方々、オルテガさん。
そしてマイケル。ありがとう!!