Land of Lisp: Learn to Program in Lisp, One Game at a Time! の感想
参照データ
タイトル | Land of Lisp: Learn to Program in Lisp, One Game at a Time! |
発売日 | 2010-11-02 |
製作者 | Conrad Barski M.D. |
販売元 | No Starch Press |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 洋書 » Subjects » Education & Reference |
購入者の感想
挿絵が多用された楽しいCommon LISP入門書です。
ゲームを作りながらLISPの基本が学べます。
LISPを書いたことがある必要はありませんが、プログラミング上の様々な
概念が出てくるため他の言語でプログラミング経験がある人向けです。
LISPでのプログラミング手法を学びながら、最終的にはブラウザ上で
遊べるグラフィカルな対戦ボードゲームを作るところまで進みます。
その途中ではオブジェクト指向が出てきたり関数型プログラミングが
出てきたりと実に様々な手法が目まぐるしく紹介されています。
実際に手を動かして動く物を完成させながら読み進めることができるためとても楽しいです。
また、Common LISPでは「通常」サポートされていない機能について
他のLISP方言(Clojureなど)と随所で比較していることも参考になります。
さらに後半では単なる比較にとどまらず、Clojure等で標準サポートされている
遅延評価をマクロを使ってCommon LISPで実現します。
言語に新たな機能を加えられるという、LISPの懐の深さを感じることができました。
注意点として、本書ではCommon LISPのCLISPと呼ばれる処理系を使って
プログラムを書くことを前提としている点を挙げておきます。
他の処理系(SBCLなど)ではWebサーバなどいくつかのコードが動きません。
*CLISPについては本書の最初に入手先が書かれています。WindowsでもMacでも利用可能です。
LISPに興味のある(でもまだ触れていない)プログラマに
LISPへの楽しい入り口としてお勧めします。
ゲームを作りながらLISPの基本が学べます。
LISPを書いたことがある必要はありませんが、プログラミング上の様々な
概念が出てくるため他の言語でプログラミング経験がある人向けです。
LISPでのプログラミング手法を学びながら、最終的にはブラウザ上で
遊べるグラフィカルな対戦ボードゲームを作るところまで進みます。
その途中ではオブジェクト指向が出てきたり関数型プログラミングが
出てきたりと実に様々な手法が目まぐるしく紹介されています。
実際に手を動かして動く物を完成させながら読み進めることができるためとても楽しいです。
また、Common LISPでは「通常」サポートされていない機能について
他のLISP方言(Clojureなど)と随所で比較していることも参考になります。
さらに後半では単なる比較にとどまらず、Clojure等で標準サポートされている
遅延評価をマクロを使ってCommon LISPで実現します。
言語に新たな機能を加えられるという、LISPの懐の深さを感じることができました。
注意点として、本書ではCommon LISPのCLISPと呼ばれる処理系を使って
プログラムを書くことを前提としている点を挙げておきます。
他の処理系(SBCLなど)ではWebサーバなどいくつかのコードが動きません。
*CLISPについては本書の最初に入手先が書かれています。WindowsでもMacでも利用可能です。
LISPに興味のある(でもまだ触れていない)プログラマに
LISPへの楽しい入り口としてお勧めします。