D坂の殺人事件(アンリミテッド版) [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | D坂の殺人事件(アンリミテッド版) [Blu-ray] |
発売日 | 2015-05-13 |
監督 | 窪田将治 |
出演 | 祥子 |
販売元 | キングレコード |
JANコード | 4988003830991 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 日本映画 » エロス |
購入者の感想
乱歩の映像化作品は、期待を上回る作品に出会うことは少ない。
本作は、乱歩の耽美なフェティッシュさばかりが強調されてしまった気がある。
或いは、祥子という女優に光を当てるために、作品が犠牲になったという嫌いもある。
映像も女優もなかなか美しいが、乱歩ファンとしては腑に落ちない出来栄えと言える。
古書店主人役の木下ほうかさんははまり役です。
小説から抜け出してきたよう怪演技が光っています。
本作は、乱歩の耽美なフェティッシュさばかりが強調されてしまった気がある。
或いは、祥子という女優に光を当てるために、作品が犠牲になったという嫌いもある。
映像も女優もなかなか美しいが、乱歩ファンとしては腑に落ちない出来栄えと言える。
古書店主人役の木下ほうかさんははまり役です。
小説から抜け出してきたよう怪演技が光っています。
彼女は謎の美女として、写真集を発売されてから知りましたが、写真で見るよりも動画として見る方が当然の事ながら躍動感があり、ヌードが更に引き立つと思います。本作品でもSMシーンなど、写真集の時よりもオールヌードを惜しげも無く披露していますので、旬な彼女を見る上では、正に最適な作品だと思います。唯一残念な点は、ストーリーの展開上画面が全体的に暗い事くらいです。
かなり低予算の作品と見受けられますが、ちょっと暗い映像でうまく大正時代の雰囲気を出しています。「屋根裏の散歩者」など、乱歩の他の作品の要素も取り入れたストーリーは、推理ものとしては物足りず、明智小五郎の妻が活躍するのも違和感があり、原作の魅力や推理の面白さを期待するとガッカリするかも。最大の見どころは謎の美女・祥子のエロで、そこは頑張っています。SMシーンもちゃんとあって、やや古風な顔立ちの祥子にピッタリの物語ではあります。