A Theory of Justice の感想
参照データ
タイトル | A Theory of Justice |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | John Rawls |
販売元 | Oxford University Press |
JANコード | 9780198250555 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
ロールズは「正義」と「善」の峻別を説く。ロールズの「正義」は、社会構成の指針となるべきもので、「価値」判断を伴わないものだ。社会参加の意欲は、いかにすれば保たれるか? という、福祉国家型民主主義、社会主義に対して生まれた問題意識がベースとなっている。
現代リベラリズムの古典であり、必読。よく知られていることだが、邦訳が醜悪なので、原書で読むことを薦める(邦訳は「第2版」からの訳出)。原書で600ページはしんどいよ、という方は、シリーズ「現代思想の冒険者たち」の川本隆史『ロールズ』(講談社)の第4章をアンチョコにしながら、第1部「理論」のみをお読みになられることをお勧めする。
現代リベラリズムの古典であり、必読。よく知られていることだが、邦訳が醜悪なので、原書で読むことを薦める(邦訳は「第2版」からの訳出)。原書で600ページはしんどいよ、という方は、シリーズ「現代思想の冒険者たち」の川本隆史『ロールズ』(講談社)の第4章をアンチョコにしながら、第1部「理論」のみをお読みになられることをお勧めする。