Protection の感想
参照データ
タイトル | Protection |
発売日 | 1994-09-26 |
アーティスト | Massive Attack |
販売元 | Virgin Records Us |
JANコード | 0724383988327 |
Disc 1 : | Protection Karmacoma Three Weather Storm Spying Glass Better Things Euro Child Sly Heat Miser Light My Fire (Live) |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ポップス |
Protection とは
1994年に発表されたマッシヴ・アタックのセカンド・アルバム。あらゆる賞賛をものにした前作『ブルー・ラインズ』で見せた、ダブ、レゲエ、ヒップ・ホップ、ソウルなどを基調とする「ブリストル・サウンド」は、今作ではより洗練され、ある種の風格すら感じさせるものとなっている。今回もゲスト・ミュージシャンは実力者ぞろい。プロデューサーにネリー・フーパー、ヴォーカルにトリッキー、ニコレットらが参加。特に、穏やかさに満ちあふれた表題曲<1>におけるエヴリシング・バッド・ザ・ガールのトレイシー・ソーン、ドアーズのカヴァー<10>におけるジャマイカを代表するシンガー、ホレス・アンディが披露するパフォーマンスは出色。翌年には本作全編をダブ・ミックスした『ノー・プロテクション』もリリース。初期マッシヴ・アタックの集大成といえる1枚だ。(山田次郎)購入者の感想
新作の『100th Window』にはちょっとしたトーンダウンを感じざるを得なかったけど、1st『Blue Lines』から『Mezzanine』に至るまでのマッシブ・アタックの道筋はかなりエキサイティングだ。それぞれのアルバムは一聴まるで異なった印象を聞き手に残す。にも拘らず、Reggae、Hip-Hopのゴツゴツとした要素をゲストらと共に一つのアルバムに溶かし込んでいくその手法、そして自らの音楽に対する純粋な姿勢は常に、一貫している。
2nd『Protection』(とコインの裏表をなす『No Protection』Remixed by Mad Professor)はプロデューサーにNellee Hooper、ゲストにEverything But the GirlのTracy Thorn、元同僚のTricky、Nicolette、そして今でも親交の深いHorace Andyと、鉄壁のメンツ。透明感のあるプロダクションと張りつめた緊張感。メンバーのMushroom(辞めちゃったけど)、Daddy G、Del Naja、三人の持つタレントをHooperが神業的にまとめあげている。
個人的にT1 Protection、T2 Karmakoma、そしてT4 Weather Stormは、自分がこの分野にハマり込むことになった決定的な曲でもあって、当時を色々と思い出す。初めて買ったサンプラーで最初に必死こいて打ち込んだのはProtectionだったし。今聴いてもやっぱヤバいよ、これ。スネアのゲート処理とか。トリップホップなんてジャンルもありましたな、そういえば。内ジャケのTB-303とかも「らしくて」良いよね。
2nd『Protection』(とコインの裏表をなす『No Protection』Remixed by Mad Professor)はプロデューサーにNellee Hooper、ゲストにEverything But the GirlのTracy Thorn、元同僚のTricky、Nicolette、そして今でも親交の深いHorace Andyと、鉄壁のメンツ。透明感のあるプロダクションと張りつめた緊張感。メンバーのMushroom(辞めちゃったけど)、Daddy G、Del Naja、三人の持つタレントをHooperが神業的にまとめあげている。
個人的にT1 Protection、T2 Karmakoma、そしてT4 Weather Stormは、自分がこの分野にハマり込むことになった決定的な曲でもあって、当時を色々と思い出す。初めて買ったサンプラーで最初に必死こいて打ち込んだのはProtectionだったし。今聴いてもやっぱヤバいよ、これ。スネアのゲート処理とか。トリップホップなんてジャンルもありましたな、そういえば。内ジャケのTB-303とかも「らしくて」良いよね。