戦国妖狐 11 (コミックブレイド) の感想

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参照データ

タイトル戦国妖狐 11 (コミックブレイド)
発売日2014-04-07
製作者水上悟志
販売元マッグガーデン
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

タイトルは冗談としまして11巻。
千夜の新しい旅が始まってすぐの試練は父親、神雲。
以前は「師匠」であり、今は「ガンコ親父」、けどそれは千夜が神雲という人間をより理解して、神雲との親子の距離が縮まった証拠だと思います。
本巻の主軸は上記のとおり、千夜と神雲の関係のコレまでと違った視点での立場の確認。
闇に対して人間のために、自らの内側に最強の龍を封じ、おのが息子に千の妖を封じた神雲の強さゆえの弱さ。
それゆえの、月子への願い。
以前は無機質な雰囲気だった神雲の、神雲らしい人間味も色々見えました……なんだかんだ言っても、「お父ちゃん」なんだなと。
全体的に「お父ちゃん」の巻、でした。
 
人知れずパワーUPを目指す千夜は月子に傷ついてほしくない、けど月子は千夜と戦いたい。
色々なキャラが出てきてますが現在、千夜を一番理解しているのは月子だと思います。
 
色々伏線を回収しつつ(アノ人は、今? も)、それがそのまま次への広がりと期待に繋がっています。
少々大人し目ですが色々と激しい本巻。ゆっくりとですが、主人公の立場だけではなく世代自体が千夜達に追いついてきているイメージ。
(各キャラのパワーバランスも分かりやすくなってます。どの陣営も絶対無敵という訳じゃないのが魅力的)
一時舞台を降りた断怪集(とその関係者)の方々と、それぞれの立場で今に関ってきているのが面白いです。
 
そして果たして、人間(月子)、人間と闇の間(千夜)、そしてムドの三角関係は成立するのか!? ……む、むりですね。けど期待。
 
次の巻も期待してます。

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