旅の途中 の感想
参照データ
タイトル | 旅の途中 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | スピッツ |
販売元 | 幻冬舎 |
JANコード | 9784344014275 |
カテゴリ | エンターテイメント » 音楽 » J-POP・日本の音楽 » J-POP |
購入者の感想
活動歴20年。スピッツの歴史を振り返る内容ではありますが、メンバ−4人の個々のインタビュ−がコンパクトにまとめてあって、とっても読みやすかったです。
スピッツをというバンドをこれから知ろう、もっと詳しく知りたい、そんな方にはとてもよい一冊ではないでしょうか?
あるロックバンドが音楽業界で生き抜いていくための葛藤、紆余曲折がシビアでク−ルな視点で語られており、スピッツというバンドだけで捉えずに今の音楽シ−ンの現状、「モノを作っていく」仕事の製作現場、裏側、人間関係まで垣間見ることができて私も大変、勉強(!)になりました。
スピッツの楽曲、正宗の声、彼らの歌う詞の世界、それらにただただ酔って漂っていたい…
そんな方々には現実的な内容で重く感じられるかもしれませんが…。
メンバ−4人だけの力では、現在の「日本の音楽シ−ンを牽引する健全なロックバンド」には成りえなかった事実をしっかり押さえておかなくてはいけません。
鳴かず飛ばずのデビュ−時代から我慢強くスピッツを支え続けたスタッフのことについて、ぺ-ジをかなり使っており、メンバ-の敬服する気持ちが文面からよく伝わってきました。
素晴らしいチ-ムワ-ク。売れ線とやりたい音楽の狭間で、可能な限りよいものを作っていこうとする苦悩、迷い、達成感…が各4人の言葉で語られています。
面白かった内容を一つ。嫌々ながらベスト盤「RECYCLE」を発売した直後に、スタジオに入り、高校生の気分に戻って普段やらないようなアラベスクとキンクスの曲をコピ-してみたらうまくできた話。こちらもちょっと微笑んでしまいました^^
スピッツをというバンドをこれから知ろう、もっと詳しく知りたい、そんな方にはとてもよい一冊ではないでしょうか?
あるロックバンドが音楽業界で生き抜いていくための葛藤、紆余曲折がシビアでク−ルな視点で語られており、スピッツというバンドだけで捉えずに今の音楽シ−ンの現状、「モノを作っていく」仕事の製作現場、裏側、人間関係まで垣間見ることができて私も大変、勉強(!)になりました。
スピッツの楽曲、正宗の声、彼らの歌う詞の世界、それらにただただ酔って漂っていたい…
そんな方々には現実的な内容で重く感じられるかもしれませんが…。
メンバ−4人だけの力では、現在の「日本の音楽シ−ンを牽引する健全なロックバンド」には成りえなかった事実をしっかり押さえておかなくてはいけません。
鳴かず飛ばずのデビュ−時代から我慢強くスピッツを支え続けたスタッフのことについて、ぺ-ジをかなり使っており、メンバ-の敬服する気持ちが文面からよく伝わってきました。
素晴らしいチ-ムワ-ク。売れ線とやりたい音楽の狭間で、可能な限りよいものを作っていこうとする苦悩、迷い、達成感…が各4人の言葉で語られています。
面白かった内容を一つ。嫌々ながらベスト盤「RECYCLE」を発売した直後に、スタジオに入り、高校生の気分に戻って普段やらないようなアラベスクとキンクスの曲をコピ-してみたらうまくできた話。こちらもちょっと微笑んでしまいました^^