断食でがんは治る (双葉新書) の感想

当方、がん患者(リンパ腫)であり、慶応大病院､近藤誠医師の「がん放置療法」に感銘を受けましたが、鶴見隆史先生は、更に完治に向けての方策を試行され、かつ相応に成果が見受けられ、一連のがん関連書籍のなかでも、真意をつく良書に思います。

「酵素、断食、リーキガット、食物繊維、デトックス」等のテーマに基づいた治療のアプローチは、自然の法則に即しており、同様に臨床医で著名な「マックスゲルソン食事療法」にも通じており、説得力があります。

がん治療を対象としてはいますが、当然ですが「食べ物」「栄養」は日常の健康､パワーの源泉であり、私は広く一般向けにも有意義な情報に思いました。