呼吸器診療 ここが「分かれ道」 の感想

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参照データ

タイトル呼吸器診療 ここが「分かれ道」
発売日販売日未定
製作者倉原 優
販売元医学書院
JANコード9784260021357
カテゴリジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » 臨床内科 » 呼吸器

購入者の感想

面白かったです。学会で平積みされていたので買いました。
自分も呼吸器を診ることがあるので、ああわかるわかる、と思うポイントがいくつもあった。
初期研修医には少し難しいかもしれません。

面白かったのは、穿刺困難な少量胸水を抜くテクニック (対診のときには気を付けようと思います)、間質性肺疾患におけるステロイドの減量方法は?(CEPの2015年の論文も引用しており、ちゃんと文献を読んでいることが分かりました)、呼吸器内科でステロイドパルスを用いるタイミングは?(呼吸器の先生のジレンマがよくわかりました)、COPDに吸入ステロイド薬は有効なのか? あたりです。

筆者のCOPDの講演を拝聴したのですが、COPDに対するICS/LABAについてはプラセボやICS単独と比較して微妙に死亡を改善するという研究グループもあると言ってた。ICS/LABA vs プラセボ・ICSでちぐはぐな結果が出ているので解釈に注意が必要とのこと。この本は辞書というより読み物なので、そこまでは敢えて書いていないようでした。

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