The Rape of Nanking: The Forgotten Holocaust of World War II の感想

中共の外交戦略の一環として書かれたのでは…と考えざるを得ないほど、
偏見や悪意に満ち満ちた本です。

現在、日本国内では、この本の誤謬や捏造、錯誤が非常に高い精度で検証され、
誰にでも無料で見られるネットにおいても、また書籍でも明らかにされています。

この本だけを読んで、｢日本はなんと悪いことをしたんだ…｣と素直に反省
する日本国民がおられるとすれば、それは単にネット社会の置いてけぼりを
食っているだけですので(私は｢メディアリテラシー｣という言葉があまり好きでは
ないのです)、もう少し情報収集された上で再考されればいいと思うのですが、

問題は海外、特に在米の読者です。

確かにこの本の信憑性については欧米でもかなり疑義が呈されていますが、
それでも、この本が未だにノンフィクションとして読まれているという事実は
看過できないと思います。

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★5つをつけている読者の名前は、たいていが｢Li｣とか｢Yang｣とかの中国系を
彷彿とさせるものですが、それでも彼らの声は大きく、無視できないと
危機感を抱いています。

心ある方は、どうかアマゾン英語版のレビューにも書き込みをお願い致します。

最後に、著者のアイリス・チャン氏のご冥福をお祈りします。