apple symphony [スペシャル盤] の感想

夢の国を思わせるようなキラキラしたインスト曲から始まり、竹達さんの魅力全開の本人作詞曲「ライスとぅミートゅー」へ、
そして豪華作家陣による素晴らしい楽曲たちへと繋がっていき、彼女が様々な色に色づいていく。
まるで夢の国を旅する彼女と聴き手のボーイミーツガール。
バラードからかぞえ歌のようなトリッキーな曲までバラエティ豊かなんですが、全てピッタリハマっていて、しっかり歌い上げているのに驚きました。
個人的には川本真琴さん提供の曲がここまで彼女の声質に合うなんて、と嬉しい誤算もありました。
アルバムを締めくくる曲「リズムとメロディの為のバラッド」は、1年間の音楽活動の集大成的な仕掛けが随所に施されていて、とても気持ちの良い余韻を残してくれます。
聴いた後になんだか元気が湧いてくるような、素晴らしいアルバムだと思います。

スペシャル盤はけっこうなお値段ですが、その分充実した内容になっています。
7インチレコードサイズのパッケージと20枚の着せ替えジャケット、特典DVDはたっぷり60分、
MV撮影の様子やセルフライナーノーツが収められたスペシャルブックレットと、ファンなら満足できる内容なのではないでしょうか。
スペシャルブックレットがすごい可愛いです。