クローズアップ村石雅行 プロの現場 密着365日[2枚組DVD] の感想

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関係者、アーティストに「歌に寄り添うドラム」「パワフルでくっきり」と評され絶大な信頼を得ている様子が見て取れて素敵です。
特にアンジェラ・アキさんの所では「マブダチ」と言われるほど。
亀田誠治さんの話も興味深い内容でした。

ももクロ国立のシーンが目当てな感じでしたが、そのタイトなリズムの取り方や姿勢などドラマーな人なら必見かもです。
若干残念なのは大人の事情なのかTM NETWORKのアルバム「QUIT30」収録時の期間に関して全く触れられていなかった所ですかね。

自分はドラマーじゃないけど、村石さんのドラムは昔からすごく好きだった。
そんな村石さんのドラミングをたっぷり堪能できる映像作品。

スキマスイッチが語るハットやスネアのゴーストや、アンジェラ・アキが語る、歌に寄り添うドラム、の実物を固定カメラでばっちり観れる。

奏法解説とかは全くないけど、トップセッションドラマーの手や足の映像をここまで赤裸々に見せるDVDは珍しいので、村石さんのドラムのファンはマストアイテム。

何より勉強になるのは彼のプロフェッショナリズムで、どの現場でも絶対に手を抜かない、アレンジャーの打ち込み以上のものを必ず入れる、という村石さんの仕事への姿勢。

そんな彼の音楽的な解釈能力が分かるのは、ラストにあるレコーディング風景。
何パターンか録って、エンディングでどのテイクを使ったかが分かるけど、ああ、そうなったのか！という感想を持てた。